特許
J-GLOBAL ID:200903096585211110
管路口の防水装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
岡田 英彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-125832
公開番号(公開出願番号):特開平8-340622
出願日: 1991年11月07日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【課題】 複数本のケーブルが相互に捩じられた状態で挿入される管路における管路口を簡単な構造で良好に密封するとともに、各ケーブルの外径が比較的大きい場合においても対処する。【解決手段】 パッキン本体4と、各ケーブル1のコア空間部に差込まれてコア空間部を塞ぐ中間シール体24とを備え、パッキン本体4の内周壁面には、各ケーブル1の外径に対応する凹部10がそれぞれ形成され、これら各凹部10には各ケーブル1の外周面に密着する吸水膨潤ゴムよりなるシール層11が付設される。パッキン本体4の内周壁面には、各凹部10の間において柔軟性及び密着性を有する液状ゴムよりなる仕切壁12が設けられ、各仕切壁12には円弧状のシール面13がそれぞれ形成される。中間シール体24は各ケーブル1のコア空間において各ケーブル1の外周面に密着する粘着性を有する吸水膨潤ゴムより形成される。
請求項(抜粋):
複数本のケーブルが、相互に捩じられた状態で挿入される管路における管路口を密封する防水装置であって、前記管路口の内周と前記各ケーブルとの間の隙間に嵌込まれる大きさの筒状をなし、かつ前記ケーブルの外周側方から嵌込み可能に切断部を有するとともに、内部に充填材が充填される空間部を周方向に有する弾性体よりなるパッキン本体と、前記各ケーブルのコア空間部に差込まれてコア空間部を塞ぐ中間シール体とを備え、前記パッキン本体の内周壁面には、前記各ケーブルに対応する円弧状の凹部がそれぞれ形成され、これら各凹部の円弧面には前記各ケーブルの外周面に 着する粘着性を有する吸水膨潤ゴムよりなるシール層が付設され、さらに、前記パッキン本体の内周壁面には、前記各凹部の間において柔軟性及び密着性を有する液状ゴムよりなる仕切壁が前記パッキン本体とそれぞれ一体に設けられ、前記各仕切壁には前記隣接する凹部のシール層と連続して前記各ケーブル外周面に密接する円弧状のシール面がそれぞれ形成され、前記中間シール体は前記各ケーブルのコア空間部において各ケーブルの外周面に密着する粘着性を有する吸水膨潤ゴムより形成されていることを特徴とする管路口の防水装置。
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