特許
J-GLOBAL ID:200903096591446870

電動格納型ドアミラー

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-293705
公開番号(公開出願番号):特開平10-129349
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 ミラーホルダとベースプレートの間隙に起因する風切音の発生を防止する。【解決手段】 ベースプレート16とミラーホルダ23の間に第 1スプリング26を配置して、ミラーホルダに上方への弾性力を付勢する。メインシャフト17に嵌装されたクラッチ28及びメインギア32間に台形のクラッチ突起31及びクラッチ溝34を形成し、クラッチ停止時モータ38の駆動力によりメインギアからクラッチ方向へ押下力がはたらく。この押下力は第 1スプリングの弾性力より大きく設定される。したがって、ドアミラー回動時には、ミラーホルダはベースプレートから離れ、ドアミラーが停止したときは押下力によってミラーホルダはベースプレートに密着する。
請求項(抜粋):
自動車フロントドアの車体外方に突出して略水平に固定されるベースプレート、該ベースプレートに略垂直に固定されるとともに下方に大径部、上方に小径部が設けられ該大径部及び小径部の間に段差が形成されてなるメインシャフト、上記ベースプレート上において、上記メインシャフトの上記大径部に回転可能に嵌装支持されたミラーホルダ、該ミラーホルダと上記ベースプレートの間において上記メインシャフトに嵌装され上記ミラーホルダを上方へ弾性付勢する第 1スプリング、上記ミラーホルダ上部において、上記メインシャフトの上記大径部に、該メインシャフトに対し、上下方向に移動可能であり、かつ回転不可能な状態で嵌装されるとともにその上面に台形凸形状の複数のクラッチ突起を有するクラッチ、該クラッチ上部において、上記メインシャフトの上記小径部に、該メインシャフトに対し回転可能な状態で嵌装され、かつ上記段差に当接して下方への移動を阻止されるとともにその下面に上記クラッチの上記クラッチ突起に係合する台形凹形状の複数のクラッチ溝を有するメインギア、該メインギアの上方において、上記メインシャフトに嵌装され、上記メインギア上面に当接して該メインギアを下方へ弾性付勢し、該メインギアを上記段差に当接して停止させる第 2スプリング、上記ミラーホルダ側に固定され上記メインギアに回転力を付与するモータ、上記ミラーホルダと上記ベースプレートの間に配置され、上記ベースプレートに対する上記ミラーホルダの使用位置及び格納位置を規制する位置規制手段、を備える自動車用ドアミラーであって、上記メインギアと上記ベースプレートの間に、上記クラッチと上記ミラーホルダが上記クラッチ突起の高さより小さい距離だけ上下移動できる間隙が設けられるとともに、上記クラッチが停止したとき上記モータの駆動力によりメインギアを介して上記クラッチに加わる押下力が、上記第 1スプリングの弾性力より大きく、かつ上記第 1スプリングの弾性力が上記押下力より大きく設定されてなることを特徴とする電動格納型ドアミラー

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