特許
J-GLOBAL ID:200903096592546720

燃料改質方法と燃料改質装置ならびに該燃料改質装置を備えた燃料電池装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-169566
公開番号(公開出願番号):特開平11-001302
出願日: 1997年06月10日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 改質反応において熱量を効率よく利用させると共に、改質処理量が変動する場合にも改質反応の活性を充分に高い状態に保つ。【解決手段】 改質器34は、3つの改質反応部80,82,84を有する。これらの改質反応部は、それぞれ、触媒層81,83,85を備えている。改質器34に供給された原燃料ガスは、触媒層81,83,85の順に通過しながら改質反応に供され、水素リッチな燃料ガスとなる。各触媒層には、空気供給部90から空気が供給可能となっており、空気が供給された触媒層では、改質反応の他に酸化反応が進行し、酸化反応で生じた熱量が改質反応で利用される。各触媒層の内部温度は、それぞれ、温度センサ86,87,88によって検出され、この検出結果に基づいて、各触媒層に供給される空気量が制御される。
請求項(抜粋):
吸熱反応である改質反応によって、原燃料ガスに含まれる炭化水素から水素を生成する燃料改質方法であって、その内部で前記改質反応が進行する複数の改質反応部によって構成される所定の改質部に対して、前記原燃料ガスを、前記複数の改質反応部の内部を順次通過するように供給し、それぞれの前記改質反応部の内部における前記改質反応の進行状態を検出し、それぞれの前記改質反応部に酸素を供給して、その内部において発熱反応である酸化反応を生じさせ、該酸化反応で発生された熱を、前記改質反応で利用し、それぞれの前記改質反応部に供給する酸素の量を、各改質反応部で検出された前記改質反応の進行状態に基づいて制御する燃料改質方法。
IPC (2件):
C01B 3/38 ,  H01M 8/06
FI (2件):
C01B 3/38 ,  H01M 8/06 A

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