特許
J-GLOBAL ID:200903096600290900

急速加硫性完全フッ素化エラストマー組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-520638
公開番号(公開出願番号):特表2000-502123
出願日: 1996年11月26日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】複数のニトリル基及び複数のカルボキシル含有基、カルボン酸塩含有基、カルボキサミド基、又はそれらの混合物を有する完全フッ素化エラストマー、並びに、有機錫加硫剤を含んで成る、急速加硫性完全フッ素化エラストマー組成物が提供される。
請求項(抜粋):
(A)(1)完全フッ素化オレフィン、(2)完全フッ素化(アルキルビニル)エーテル、完全フッ素化(アルコキシビニル)エーテル及びそれらの混合物から成る群から選ばれる完全フッ素化ビニルエーテル、並びに(3)少なくとも1個のニトリル基を有するフッ素化されたオレフィン、少なくとも1個のニトリル基を有するフッ素化されたビニルエーテル及びそれらの混合物から成る群から選ばれる、少なくとも1個のニトリル基を有するキュアーサイトモノマーの共重合した単位を含んで成る完全フッ素化エラストマーであって、完全フッ素化エラストマーがi)カルボキシル末端基、カルボン酸塩末端基、カルボキサミド末端基、及びそれらの混合物から成る群から選ばれる複数のカルボニル含有末端基を有すること、並びにii)カルボニル含有官能基を有する末端基以外のイオン化可能な又はイオン化した末端基を実質的に含まないことを特徴とし、そして、カルボニル含有末端基の積分吸光度比が0.1を超え、積分吸光度比は、完全フッ素化エラストマーのフーリエ変換赤外スペクトル上で測定した、1620〜1840cm-1の範囲内の積分ピーク強度の2220〜2740cm-1の範囲内のそれに対する比を計算することによって定量される完全フッ素化エラストマー、並びに (B)完全フッ素化エラストマー100重量部当たり約0.1〜約10重量部の有機錫加硫剤を含んで成り、回転ダイ式レオメーターで、回転ダイ振動数1.66ヘルツで振動幅±0.5度を用いて199°Cで測定したts2が4分未満であることを特徴とする、加硫可能な完全フッ素化エラストマー組成物。
IPC (4件):
C08L 27/12 ,  C08F 2/00 ,  C08F 14/18 ,  C08K 5/57
FI (4件):
C08L 27/12 ,  C08F 2/00 A ,  C08F 14/18 ,  C08K 5/57

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