特許
J-GLOBAL ID:200903096600586648

高清浄度ばね用鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 植木 久一 ,  菅河 忠志 ,  二口 治 ,  伊藤 浩彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-339328
公開番号(公開出願番号):特開2006-144105
出願日: 2004年11月24日
公開日(公表日): 2006年06月08日
要約:
【課題】 熱間圧延で延伸しやすく、介在物が十分小型化され、冷間加工性も良好である共に、耐疲労特性に優れたばねを得る高清浄度ばね用鋼を提供する。【解決手段】 線材の直径の1/4部よりも表層側に存在する、幅:3μm以上の介在物のうち、S濃度が10質量%以下の酸化物系介在物の個数にして70%以上が下記(1)式を満足するものであり、且つ当該酸化物系介在物の個数にして70%以上のものが所定の組成範囲領域のうちの2または3の領域に分かれて存在するものである。 CaO+Al2O3+SiO2+MnO+MgO>80(質量%) ..(1)【選択図】 図1
請求項(抜粋):
線材の直径の1/4部よりも表層側に存在する、幅:3μm以上の介在物のうち、S濃度が10質量%以下の酸化物系介在物の個数にして70%以上が下記(1)式を満足するものであり、且つ当該酸化物系介在物の個数にして70%以上のものが下記(A)〜(C)の組成範囲領域(「%」は、質量%を意味する)のうちの2または3の領域に分かれて存在するものであることを特徴とする高清浄度ばね用鋼。 CaO+Al2O3+SiO2+MnO+MgO>80(質量%) ..(1) (A)SiO2:40〜70%、Al2O3:0〜20%、CaO:20〜60% (B)SiO2:30〜65%、Al2O3:25〜50%、CaO:10〜30% (C)SiO2:10〜30%、Al2O3:25〜50%、CaO:30〜55% 但し、「介在物の幅」は、線材の軸芯線を含む断面で観察したときの軸心方向と垂直な方向の介在物の径を意味し、(A)〜(C)の質量濃度はSiO2,Al2O3およびCaOの三成分で100%となるように規格化した値である。
IPC (2件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/06
FI (2件):
C22C38/00 301Y ,  C22C38/06
Fターム (17件):
4K032AA01 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA06 ,  4K032AA07 ,  4K032AA11 ,  4K032AA12 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA31 ,  4K032AA32 ,  4K032AA35 ,  4K032BA02 ,  4K032CA03
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特公平6-74484号公報 「特許請求の範囲」等
  • 特公平6-74485号公報 「特許請求の範囲」等
  • 疲労強度に優れたSi脱酸鋼およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-359368   出願人:住友金属工業株式会社
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