特許
J-GLOBAL ID:200903096602501534

メモリ割当トレース装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-054972
公開番号(公開出願番号):特開平6-242989
出願日: 1993年02月19日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【構成】 端末装置13からメモリ確保トレースを要求するコマンドが入力されると、ブレークポイント制御部6はシンボルテーブル検索部5によりメモリ確保関数名でシンボルテーブル17を検索して得たメモリ確保関数15の先頭アドレスにブレークポイントを設定する。プログラム14が実行され、上記ブレークポイントでブレークすると、ブレークポイント制御部6は、メモリ確保関数を呼び出した関数名,行番号等のメモリ確保トレース情報を採取し、メモリ確保トレース部7によりメモリ確保状態テーブル10に登録する。端末装置13からメモリ確保状態の表示を要求するコマンドが入力されると、メモリ確保状態表示部9はメモリ確保状態テーブル10に格納されたメモリ確保トレース情報を端末装置13に出力する。【効果】 メモリ確保関数を使用してメモリを確保しながら処理を進めるプログラムのメモリ確保の動作を、幾つかのコマンドの入力により誰でも簡単に調査できる。
請求項(抜粋):
メモリ確保関数を呼び出して動的にメモリを確保しながら処理を進めるプログラムを実行する情報処理装置において、メモリ確保状態テーブルと、採取されたメモリ確保トレース情報を前記メモリ確保状態テーブルに格納するメモリ確保トレース手段と、前記プログラムのロードモジュールファイル中のシンボルテーブルを検索するシンボルテーブル検索手段と、利用者入出力装置と、該利用者入出力装置からメモリ確保トレースを要求するコマンドが入力されることにより、前記シンボルテーブル検索手段によりメモリ確保関数名で前記シンボルテーブルを検索して得たメモリ確保関数の先頭アドレスにブレークポイントを設定すると共に、該ブレークポイントによるブレーク時にメモリ確保トレース情報を採取して前記メモリ確保トレース手段により前記メモリ確保状態テーブルに格納するブレークポイント制御手段と、前記利用者入出力装置からメモリ確保状態の表示を要求するコマンドが入力されることにより、前記メモリ確保状態テーブルに格納されたメモリ確保トレース情報を読み出して前記利用者入出力装置に出力するメモリ確保状態表示手段とを具備したことを特徴とするメモリ割当トレース装置。

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