特許
J-GLOBAL ID:200903096607229999

信号復元装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-282694
公開番号(公開出願番号):特開平9-130788
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 網障害などにより損失したパケット信号のうち、特に高周波数成分の信号を復元することを目的とする。【解決手段】 この信号復元装置は、受信した複数の信号ブロックを消失ブロックa1 と無損失ブロックa0 ,a2 とに判定し、消失ブロックa1 の一部の信号成分と無損失ブロックa0 ,a2 の一部の信号成分とを重複させたブロックを重複ブロックb0 ,b2 と仮定し、無損失ブロックa0 ,a2 に対してそれぞれ離散フーリエ変換を施して各ブロック情報Ai を生成し、各ブロック情報Ai を基に係数Bi の近似値B0 (k),B2 (k)を求め、これらに対して逆離散フーリエ変換を施して誤差信号成分e0 ,e2 の含まれた重複ブロックb0 ,b2 を生成し、誤差e0 ,e2 のDFTをそれぞれ誤差E0 ,E2 とし、この誤差E0 ,E2 から損失ブロックa1 の信号成分を推定する。
請求項(抜粋):
所定長の信号成分からなる複数の信号ブロックを生成する信号ブロック生成手段と、前記信号ブロック生成手段により生成された信号ブロック毎に信号成分が損失しているか否かを検出し、信号成分に損失のある損失ブロックと、信号成分に損失のない無損失ブロックとを判定する判定手段と、前記判定手段により損失ブロックと判定された信号ブロックの一部の信号成分と、前記無損失ブロックの一部の信号成分とを重複させたブロックを重複ブロックと仮定する手段と、前記判定手段により無損失ブロックと判定された信号ブロックに対してそれぞれ直交変換処理を施して各ブロック情報を生成する直交変換手段と、前記直交変換手段により生成されたブロック情報を基に、前記重複ブロックを直交変換して得られるブロック情報の近似値を求める近似値生成手段と、前記近似値生成手段により求められた前記重複ブロックの近似ブロック情報に対して逆直交変換を施して誤差信号成分の含まれた前記重複ブロックを生成する逆直交変換手段と、前記逆直交変換手段により生成された前記重複ブロックに含まれている誤差信号成分と無損失ブロックの信号成分とから、前記損失ブロックの信号成分を推定する推定手段とを具備したことを特徴とする信号復元装置。
IPC (2件):
H04N 7/24 ,  H03M 7/30
FI (2件):
H04N 7/13 A ,  H03M 7/30 A

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