特許
J-GLOBAL ID:200903096608093802

耐震基礎工法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-081791
公開番号(公開出願番号):特開平10-237881
出願日: 1997年02月24日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【目的】 これまでの大地震において杭基礎構造の損傷事例が多数報告されまた、近年観測された非常に強い地震動に対しては、従来の方法では杭が設計不可能である場合が発生している。本発明は、杭に発生する地震時応力を低減して地震による杭の損傷を防止し、安全で経済的な杭基礎の設計を可能とするものである。【構成】 杭頭および杭先端における杭体の曲げ変形に対する拘束度を解除するために、杭頭では構造体と杭とを分離して両者の接触面に薄層のゴム体等とせん断力を伝達するシアキーを介在させ、杭頭ピンを実現する。杭先端に対しては、支持層に埋め込まれた先端部の側面に軟らかい緩衝層を配置して杭体の傾斜変形を容易にして杭先端ピンを実現する。更に、基礎構造体全体に水平方向復元力と減衰性能を与えるために、建物下に斜めの地盤アンカーを配置し、それを利用して構造物側のアンカーケーブル端部に粘性減衰装置を設置する。
請求項(抜粋):
軟弱地盤あるいは海・湖・河川・沼沢地・池などの水上・水中に構築される建築物・土木構造物・工作物などの構造物の基礎構造の構造方式であり、堅固な地層にまで到達する支持杭もしくは周辺摩擦力により構造物を支持できる摩擦杭を構築し、各杭頭の上に、もしくは各杭頭を連結した梁もしくは床盤の上に、杭体あるいは杭頭連結構造物とは連結せずに構造物を載せていることを特徴とする基礎構造。
IPC (2件):
E02D 27/12 ,  E02D 27/34
FI (2件):
E02D 27/12 Z ,  E02D 27/34 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

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