特許
J-GLOBAL ID:200903096608764219

沸騰水型原子炉用燃料集合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正年 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-335157
公開番号(公開出願番号):特開平8-129091
出願日: 1994年12月21日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 異種炉心構成及び運転条件に対してペレット濃縮度の共用化ができ、濃縮度分布の設計の自由度が大きいBWR用9×9型燃料集合体を提供する。【構成】 燃料棒の9本分の3×3格子位置を占めるウォーターチャンネルを備えた9×9正方格子配列をもち、燃料ペレットは核分裂性物質の濃縮度が互いに10%以上の濃縮度スパンで異なる7種類以下の燃料ペレットからなる。燃料棒は4〜12本の第1タイプの燃料棒と残余の第2タイプの燃料棒とからなり、第1タイプの燃料棒には軸方向の予め定められた境界を境にして上部と下部とで濃縮度が互いに異なる燃料ペレットが装填され、第2タイプの燃料棒には軸方向に関して濃縮度が同じ燃料ペレットが装填されている。
請求項(抜粋):
燃料ペレットを装填した燃料棒の9本分の3×3格子の位置を占めるウォーターチャンネルを備えた9×9正方格子配列の沸騰水型原子炉用燃料集合体において、燃料ペレットは核分裂性物質の濃縮度が互いに10%以上の濃縮度スパンで異なる7種類以下の燃料ペレットからなると共に、燃料ペレットの最高濃縮度が5wt%以下であり、正方格子配列を構成する燃料棒は4〜12本の第1タイプの燃料棒と残余の第2タイプの燃料棒とからなり、第1タイプの燃料棒と第2タイプの燃料棒の各上下端に天然ウランもしくは劣化ウランに相当する低濃縮度の軸方向ブランケットが設けられており、第1タイプの燃料棒には軸方向の予め定められた境界を境にして上部と下部とで核分裂性物質の濃縮度が互いに異なる燃料ペレットが装填され、第2タイプの燃料棒には軸方向に関して核分裂性物質の濃縮度が実質的に同じ燃料ペレットが装填され、燃料集合体平均の濃縮度が予め定められた値となるように第1タイプの燃料棒における前記境界の位置が選ばれていると共に、第1タイプの燃料棒の前記境界よりも上部に比較的低濃縮度の燃料ペレットが装填されるとともに下部に比較的高濃縮度の燃料ペレットが装填され、これら上下の燃料ペレット相互間の濃縮度差が前記スパンの一段階分に相当することを特徴とする沸騰水型原子炉用燃料集合体。
IPC (2件):
G21C 3/328 GDB ,  G21C 3/30 GDB
FI (2件):
G21C 3/30 GDB X ,  G21C 3/30 GDB P

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