特許
J-GLOBAL ID:200903096608911920

リチウムマンガンニッケル複合酸化物とその製造方法、非水系電解質二次電池用正極活物質および非水系電解質二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 鴨田 朝雄 ,  鴨田 哲彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-144752
公開番号(公開出願番号):特開2004-349109
出願日: 2003年05月22日
公開日(公表日): 2004年12月09日
要約:
【課題】リチウムイオン二次電池用正極活物質として有用で、タップ密度が高く、実質的に異相のないリチウムマンガンニッケル複合酸化物を提供する。【解決手段】マンガンとニッケルの原子比が実質的に一般式:Li1+XMn2-Y-XNiYO4(ただし、-0.05≦X≦0.10、0.45≦Y≦0.55)となるようにマンガン塩とニッケル塩の混合水溶液を作製し、錯化剤を用いずに、該混合水溶液とアルカリ水溶液を同時に、かつ、連続的に反応槽に投入し、反応槽内の混合液の温度を60°C〜80°Cの範囲に保持し、pH=10〜11の範囲となるようにしつつ、共沈殿させ、ろ過、水洗する。その焙焼によりマンガンニッケル複合酸化物を得る。該複合酸化物とリチウム化合物を、マンガンとニッケルの合計の原子比とリチウムの原子比が実質的に2:0.95〜1.10となるように混合し焼成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
一般式:Li1+X Mn2-Y-X NiY O4 (ただし、-0.05≦X≦0.10、0.45≦Y≦0.55)で表され、スピネル構造を有するリチウムマンガンニッケル複合酸化物の製造方法において、 マンガンとニッケルの原子比が実質的に前記一般式のマンガンとニッケルの原子比となるようにマンガン塩とニッケル塩の混合水溶液を作製し、錯化剤を用いずに、該混合水溶液とアルカリ水溶液を同時に、かつ、連続的に反応槽に投入し、反応槽内の混合液の温度を60〜80°Cの範囲に保持し、pH=10〜11の範囲となるようにしつつ、共沈殿させて、撹拌して、反応槽内のスラリー濃度が一定となった後に、反応槽からのオーバーフローとして排出される沈殿物を採取し、ろ過、水洗して、マンガンニッケル複合水酸化物粒子を得る第1の工程と、得られたマンガンニッケル複合水酸化物粒子を空気雰囲気中で焙焼し、マンガンニッケル複合酸化物を得る第2の工程と、 マンガンとニッケルの合計の原子比とリチウムの原子比が実質的に2:0.95〜1.10となるように前記マンガンニッケル複合酸化物とリチウム化合物とを混合し焼成する第3の工程と、 からなることを特徴とするリチウムマンガンニッケル複合酸化物の製造方法。
IPC (4件):
H01M4/58 ,  C01G53/00 ,  H01M4/02 ,  H01M10/40
FI (4件):
H01M4/58 ,  C01G53/00 A ,  H01M4/02 C ,  H01M10/40 Z
Fターム (44件):
4G048AA04 ,  4G048AB02 ,  4G048AC06 ,  4G048AD03 ,  4G048AD06 ,  4G048AE05 ,  5H029AJ03 ,  5H029AK03 ,  5H029AL06 ,  5H029AL12 ,  5H029AM03 ,  5H029AM04 ,  5H029AM05 ,  5H029AM07 ,  5H029AM16 ,  5H029CJ02 ,  5H029CJ08 ,  5H029CJ12 ,  5H029CJ28 ,  5H029DJ16 ,  5H029DJ17 ,  5H029HJ02 ,  5H029HJ07 ,  5H029HJ08 ,  5H029HJ10 ,  5H029HJ14 ,  5H029HJ18 ,  5H050AA08 ,  5H050BA17 ,  5H050CA09 ,  5H050CB07 ,  5H050CB12 ,  5H050DA18 ,  5H050FA17 ,  5H050FA19 ,  5H050GA02 ,  5H050GA10 ,  5H050GA12 ,  5H050GA27 ,  5H050HA02 ,  5H050HA07 ,  5H050HA08 ,  5H050HA10 ,  5H050HA14
引用特許:
審査官引用 (2件)

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