特許
J-GLOBAL ID:200903096613500122

泡放出用ポンプ容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-316086
公開番号(公開出願番号):特開平8-230961
出願日: 1995年11月08日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【課題】 発泡部材嵌合用孔を上下方向へ長く設けて、その嵌合用孔内へ嵌合させる発泡部材の数、又正、倒立いずれかの向き、又その発泡部材嵌合位置を自由に選択可能とすることで、放出される泡の泡径を、泡の使用用途に応じた泡径とすることが可能な泡放出用ポンプ容器とした。【解決手段】 上半を大径シリンダ11、下半を小径シリンダ12としたシリンダ部材10を容器体1内へ垂設し、該シリンダ部材内から、上方付勢状態に起立する作動部材30押下げで小径シリンダ12内液体および大径シリンダ内空気が作動部材のステム嵌合筒39上部内へ嵌合させた発泡部材50内を通り、発泡してノズル40から放出可能とした泡放出用ポンプ容器において、発泡部材50を短筒51上面へ発泡ネット52を張設して形成し、該発泡部材を、長く設けた発泡部材嵌合用筒孔内へ単数、又は複数、正、倒立いずれかで嵌合した。
請求項(抜粋):
口頸部2を起立する容器体1と、その口頸部外面に周壁4を螺合すると共に、頂壁中央の開口周縁から案内筒6を垂下する装着筒3と、上記口頸部上端と装着筒の頂壁とで外向きフランジ14を挟持させて容器体内へ垂下する、上半を大径シリンダ11、下半を小径シリンダ12とするシリンダ部材10と、上記大小両シリンダ内へ大径および小径の筒状ピストン60,31を嵌合させて上方付勢状態に起立する作動部材30とを有し、該作動部材は、小径筒状ピストン31から起立するステム33の上端部外面へ、ノズル40付き押下げヘッド37から、案内筒6内へ挿入されて垂下するステム嵌合筒39下部を嵌着すると共に、ステム上部外面へ小ストローク上下動自在に大径筒状ピストン60を嵌合させ、かつステム嵌合筒の上部内へ発泡部材50を固着させて形成し、作動部材押下げにより、小径シリンダ内液体がステム33を、又大径シリンダ内空気が大径筒状ピストン60およびステム嵌合筒39とステム外面との間をそれぞれ通って、更に共に発泡部材50通過により発泡してノズル40から放出され、又作動部材上昇で容器体内液体が小径シリンダ内へ、又案内筒とステム嵌合筒との間隙および大径筒状ピストンに設けた第1外気吸込み弁73を通って外気が大径シリンダ内へ流入可能となし、又容器体内負圧化で上記間隙と、案内筒と大径シリンダ周壁間に設けた第2外気吸込み弁と、シリンダ部材の外向きフランジに穿設した小孔16と、容器体口頸部と大径シリンダ間とを通って外気が容器体内へ流入可能とした泡放出用ポンプ容器において、上記発泡部材50を、短筒51の上面に発泡ネット52を張設して形成すると共に、該発泡部材嵌合用の筒孔を上下に長く、複数発泡部材を上下に重ねて嵌合可能な長さに形成して、その筒孔内へ、単数又は複数の発泡部材を、正、倒立いずれかの状態で嵌着させたことを特徴とする泡発泡用ポンプ容器。
IPC (3件):
B65D 83/76 ,  B05B 11/06 ,  B05B 1/02 101
FI (3件):
B65D 83/00 K ,  B05B 11/06 J ,  B05B 1/02 101

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