特許
J-GLOBAL ID:200903096614555451

AGC機能を備えた無線通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-117670
公開番号(公開出願番号):特開平9-307380
出願日: 1996年05月13日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 変調に起因する振幅変動成分には応答せず、かつ高速フェージングによる振幅変動には十分高速に追従するようにして良好な受信特性を保持する。【解決手段】 ベースバンドの受信信号をADC13,14で1シンボル当り複数回サンプリングしてディジタル信号に変換し、電力検出器16でこのディジタル受信信号から各サンプルごとの瞬時電力値を検出したのち、この瞬時電力値を1シンボル分平均化回路17で加算してシンボル間平均電力rs を算出する。また検波器18で上記ディジタル受信信号を検波して1シンボルごとの伝送情報を再生し、この伝送情報に対応する補正電力値eを記憶回路19から読出して、上記シンボル間平均電力rs からこの補正電力値eを引き算し、その差分信号を可変利得増幅器11,12にフィードバックして利得制御するようにしたものである。
請求項(抜粋):
高周波もしくは中間周波帯の受信信号をベースバンド帯に周波数変換した後、このベースバンド帯の受信信号から受信電界強度を表わす情報を検出し、この検出情報を基に上記受信信号の信号レベルを可変制御するAGC機能を備えた無線通信装置において、前記ベースバンド帯の受信信号をその各シンボルごとに複数回サンプリングしてディジタル受信信号を出力するためのアナログ/ディジタル変換手段と、このアナログ/ディジタル変換手段から出力されたディジタル受信信号からその各サンプルごとの瞬時電力値を検出するための瞬時電力検出手段と、この瞬時電力検出手段により検出された瞬時電力値をシンボル単位で平均してシンボル間平均電力情報を得るためのシンボル間平均電力算出手段と、前記ディジタル受信信号を検波して伝送情報系列を再生するための伝送情報再生手段と、この伝送情報再生手段により再生された伝送情報系列の符号パターンに応じて固定的に定まる所定の補正情報を出力するための補正情報発生手段と、前記シンボル間平均電力算出手段により得られたシンボル間平均電力情報を前記補正電力発生手段から出力された補正情報を基に補正して、複数のシンボル期間に亘る平均電力情報を推定するための平均電力推定手段と、この平均電力推定手段により得られた推定平均電力情報を基に、前記高周波もしくは中間周波帯の受信信号および前記ベースバンド帯の受信信号のうちの少なくとも一方の信号レベルを可変制御するレベル可変制御手段とを具備したことを特徴とするAGC機能を備えた無線通信装置。
IPC (6件):
H03G 3/20 ,  H04B 1/10 ,  H04B 1/16 ,  H04B 1/26 ,  H04B 7/005 ,  H04B 7/26
FI (7件):
H03G 3/20 A ,  H03G 3/20 C ,  H04B 1/10 Z ,  H04B 1/16 R ,  H04B 1/26 H ,  H04B 7/005 ,  H04B 7/26 C

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