特許
J-GLOBAL ID:200903096617801950

電力用スイッチング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-211302
公開番号(公開出願番号):特開平7-067317
出願日: 1993年08月26日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 サージ電圧の低減とスイッチング損失の低減とを両立的に実現する。【構成】 インダクタ13はIGBT素子6のエミッタ電極Eに接続されるので、IGBT素子6がオンからオフに転じるときに、主電流の減衰に伴って、IGBT素子6がオン状態を維持する方向にエミッタ電極Eの電位が変移する。更に、IGBT素子6をオフに移行させるためのオフ駆動電流IOFF の経路には、インダクタ13が含まれているために、オフ駆動電流IOFF の増加が緩やかである。これらの結果、オンからオフへの遷移が緩やかに進行するために、サージ電圧の発生が抑えられる。一方、オン駆動電流IONの経路にはインダクタ13が含まれないので、IGBT素子6がオフからオンへの遷移は迅速に行われる。このため、遷移期間に発生するスイッチング損失が低減される。【効果】 サージ電圧の低減とスイッチング損失の低減とが両立的に実現される。
請求項(抜粋):
電力用スイッチング素子の制御電極に接続された制御回路の出力に応答して、前記電力用スイッチング素子がオフ動作およびオン動作を行うことによって、当該電力用スイッチング素子の主電極に接続された負荷回路をオフおよびオンする電力用スイッチング装置において、前記装置が前記負荷回路に介挿されるインダクタを備え、前記電力用スイッチング素子をオフ状態にするべく前記制御回路が前記制御電極へ供給するオフ駆動電流の経路は前記インダクタを含むとともに、前記電力用スイッチング素子をオン状態にするべく前記制御回路が前記制御電極へ供給するオン駆動電流の経路は前記インダクタを含まないように、当該制御回路が構成されていることを特徴とする電力用スイッチング装置。
IPC (3件):
H02M 1/00 ,  H02M 1/08 ,  H02M 3/28

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