特許
J-GLOBAL ID:200903096618057324

光学的走査装置及びその走査方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-072572
公開番号(公開出願番号):特開平5-233862
出願日: 1992年02月22日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】ユーザーが容易に照準合わせができるようにし、半導体レーザダイオードからのユーザーが視覚的に容易に認識できないレーザ光であっても、照準合わせを簡単させ、読み取り効率および読み取り時間を短縮可能とする。【構成】 読み取られる各記号を照準することができる携帯用レーザダイオード走査ヘッドは視覚的に容易に認識できないレーザ光を発光、受光し、各記号を目視して探索し、追跡できるようにトリガスイッチ起動式の照準光機構を備えている。小型のレーザダイオードの光学素子列と光学的に折れ曲がる光路アセンブリ及び交換可能な部品設計と、ヘッドの一体式窓構造が開示されている。凹面集光ミラーと固定的、静止的な関係で固定された固定式の反射ミラーと、軽量の移動式走査ミラーとが開示されている。
請求項(抜粋):
記号を読み取るためのレーザ走査ヘッドにおいて、(a) ヘッド内に実装され、起動されたとき入射レーザ光を発生するための動作を行う起動可能なレーザ光源と、(b) 第1光路に沿って前記入射レーザ光を可動走査ミラーに反射するための固定反射ミラーであって、前記走査ミラーは前記入射レーザ光をヘッド外部に位置する基準面の方向に反射し、かつ基準面の近傍の有効距離範囲内の記号へと反射するように配置され、前記記号から反射したレーザ光を反射し、この反射レーザ光の少なくとも戻り部分は第2光路に沿って前記記号からヘッドの方向に再び進行するように構成された反射ミラーと、(c) 固定の凹面集光ミラーと、(d) ヘッド内に実装され、前記走査ミラーを移動し、かつ走査中に入射レーザ光を記号を横切って掃引するための走査駆動手段であって、反射したレーザ光の戻り部分が走査領域に渡って可変的な輝度を有するようにされた走査駆動手段と、(e) ヘッド内に実装され、視野にわたって反射レーザ光の戻り部分の可変輝度を検出し、検出された可変光輝度を示すアナログ電気信号を発生するためのセンサであって、前記凹面集光ミラーは視野にわたって反射したレーザ光の戻り部分を集光し、かつ、集光された戻り部分をセンサへと向けるように配置された形式のセンサと、(f) ヘッド内に実装され、アナログ電気信号を発生し、記号を示す処理された信号を発生するための信号処理手段と、(g) 前記走査ミラーと、前記レーザ光源と、前記走査駆動手段と、前記センサと、前記信号処理手段とに作動的に接続され、かつこれらの装置を起動するように動作して、使用者がトリガ手段を手動的に起動すると記号の読み取りを開始するようにされたヘッド上の手動的に起動可能なトリガ手段とを備えたことを特徴とするレーザ走査ヘッド。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-182979

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