特許
J-GLOBAL ID:200903096624098717

ディスク制御装置のデータ転送制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-101221
公開番号(公開出願番号):特開平6-309233
出願日: 1993年04月27日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】ディスクキャッシュディレクトリ検索によるオーバーヘッドが低減できるようにする。【構成】上位装置から要求されたデータ転送のサイズを“分割サイズ初期値”で分割し(ステップ32)、最初の分割サイズ分についてディスクキャッシュディレクトリ検索を行った後(ステップ33)、その結果を用いて最初の分割サイズ分についてDMA転送のセットアップを行い、DMA転送を起動する(ステップ34)。以降、先行する分割サイズ分のDMA転送期間中、次の分割サイズ分についてディレクトリ検索を行い(ステップ35)、先行するDMA転送が完了すると(ステップ36)、ステップ35での検索結果を用いて、対応する分割サイズ分についてDMA転送のセットアップを行い、DMA転送を起動する(ステップ37)といった一連の動作を、未処理の分割サイズがなくなるまで繰返す。
請求項(抜粋):
ディスク装置の一部のデータの写しがブロック単位で置かれるディスクキャッシュと、このディスクキャッシュの内容とディスク装置のアドレスとの対応を前記ブロック単位でとるためのディスクキャッシュディレクトリと、上位装置からのデータ転送要求により前記上位装置と前記ディスクキャッシュとの間でのDMA転送を実行するDMA制御手段とを備えたディスク制御装置のデータ転送制御方法において、前記上位装置から要求されたデータ転送のサイズが予め設定された分割サイズを超えている場合、前記要求されたデータ転送の先頭アドレスから、前記分割サイズ分についてのみ前記ディスクキャッシュディレクトリを検索して、その検索結果を使用して前記DMA制御手段による分割サイズ分のDMA転送を起動し、以後、DMA転送の実行期間に、前記要求されたデータ転送の後続アドレスから、前記分割サイズ分の前記ディスクキャッシュディレクトリの検索を実行し、その検索結果を使用して前記DMA制御手段による分割サイズ分のDMA転送を起動する動作を繰返すことを特徴とするディスク制御装置のデータ転送制御方法。
IPC (3件):
G06F 12/08 320 ,  G06F 3/06 302 ,  G06F 13/28 310

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