特許
J-GLOBAL ID:200903096626154100

事前充填式シリンジと併用する注射器及び組み立て方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山崎 宏 ,  田中 光雄 ,  大畠 康 ,  大森 忠孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-054522
公開番号(公開出願番号):特開2008-220949
出願日: 2008年03月05日
公開日(公表日): 2008年09月25日
要約:
【課題】事前充填式シリンジと併用する注射装置を提供すること。【解決手段】本装置は、トラックとトラック・フォロアとを係合させることで、注射の完了時、針の先端部に対する防護用の針保護体の固定を容易にすることを特徴とする。本装置は、一旦本装置から取り外されると簡単に再装着できない不正開封防止オーバーキャップを更に備えている。本注射装置は、注射剤を投与するために手で把持されて注射部位に向かって移動させられる管状ハンドルを特徴として備えている。本装置は、注射剤の自己投与に適している。本装置の使用は、技量によって左右されない。一方の手で把持される管状ハンドルを備えているので、高齢者や、あまり手先の自由が利かない人達でも容易に使用できる設計となっている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
対象とする人間又は動物に対する注射剤の投与に使用する装置であって、 前記対象者に投与する薬剤を収める本体を備えたシリンジであって、前記シリンジ本体から延びるとともに先端部を有する針を有するシリンジと、 前記シリンジを包囲するとともに前記シリンジに対して移動可能になっている針保護体であって、前記針保護体から延びる少なくとも一つのトラック・フォロアを有する、針保護体と、 前記針保護体及びシリンジを収容する内部領域を有する中空管状ハンドルと、 前記ハンドルに連結されるとともに前記ハンドルの内部領域内に配置されるプランジャであって、注射剤の投与の間、前記シリンジ本体に対して前記ハンドルとともに移動可能になっており、前記シリンジと係合して、前記シリンジに対する前記プランジャ及びハンドルの移動時に前記シリンジから薬剤を吐出させる第1の端部を有する、プランジャと、 前記針保護体のトラック・フォロアと係合する少なくとも一つのトラックと、 前記シリンジ及び前記針保護体に作用する、ばねと、 を組み合わせて備えており、 注射中に前記ハンドル及びプランジャが前記針保護体に対して移動する間、前記トラックに沿って前記トラック・フォロアが移動し、 前記トラックは、固定位置を更に備えており、前記注射の完了時、前記トラック・フォロアが前記固定位置に移動して前記ハンドル及びプランジャに対して前記針保護体を固定し、前記針保護体が前記針の先端部を覆って前記注射の完了後における不慮の針の刺入を防ぐように、前記ばねが前記ハンドル及びプランジャに対して前記針保護体を付勢する、ことを特徴とする装置。
IPC (2件):
A61M 5/32 ,  A61M 5/315
FI (2件):
A61M5/32 ,  A61M5/315
Fターム (12件):
4C066AA09 ,  4C066BB01 ,  4C066CC01 ,  4C066DD08 ,  4C066EE14 ,  4C066FF05 ,  4C066HH17 ,  4C066NN01 ,  4C066NN07 ,  4C066PP02 ,  4C066QQ43 ,  4C066QQ78
引用特許:
出願人引用 (19件)
  • 米国特許第6547764号
  • 米国特許第5591138号
  • 米国特許第6623459号
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