特許
J-GLOBAL ID:200903096631491920

コンピュータ運用自動化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-159982
公開番号(公開出願番号):特開平5-282164
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】ジョブの起動と実行順序のスケジュールをネット単位に年間を通じて自動的かつ連続的に行うコンピュータ運用自動化装置を提供すること。【構成】直接アクセス記憶装置が少なくとも、年間のネットのスケジュールが格納されたスケジュールマスターと、ネットの処理当日の起動条件が格納されたデイリーファイルと、ジョブの処理パターンが格納されたジョブマスターと、ネット内のジョブの実行順序が格納されたネットマスターとを含み、処理装置が、時刻、先行ネットの終了、ホールド解除、またはそれらの組合せで指定されたネットの起動条件を探索し、実行可能なネットのジョブを処理当日の変更に対応したマクロ呼出制御文を生成して起動し、ネットのスケジュールを年間を通じて自動的かつ連続的に行うネット・スケジューラを含むコンピュータ運用自動化装置。
請求項(抜粋):
ジョブの起動とその実行順序とを制御してコンピュータを連続的かつ自動的に運転するためのコンピュータ運用自動化装置であって、少なくとも、処理装置10と、メモリ12と、一定時間毎に前記処理装置10に割込みを要求する実時間クロック装置14と、ジョブの状態レジスタ16と、ジョブの起動要求をオペレーティング・システムに通知するための先入れ先出しバッファ装置であるインターナル・リーダ18と、日時を記録するカレンダー20と、システム操作卓22と、直接アクセス記憶装置24と、磁気テープ装置26とから構成され、前記直接アクセス記憶装置24が、少なくとも、ネットのスケジューリング条件が格納されたスケジュールマスターと、処理当日のネットの起動条件が格納されたデイリーファイルと、ネット内のジョブの処理順序が格納されたネットマスターと、ジョブの実行制御情報が格納されたジョブマスターと、磁気テープの世代管理情報が格納された世代マスターと、年間の処理休業日が登録された休日マスターと、前記休日マスターを基準に作成されたカレンダーファイルと、を含み、前記処理装置10が、ジョブをネット単位に自動スケジュールするネット・スケジューラであって、少なくとも、実時間クロック装置14の割り込みハンドラ30と、ホールド解除通知手段32と、第1から第5段階のネット制御手段と、を含み、(イ) 前記第1段階のネット制御手段40が、少なくとも、(a) 前記割り込みハンドラ30によって所定の時間間隔毎に起動され、現在時刻が起動指定時刻と一致または超過し、かつ実行可能状態にあるネットを起動するために次段のネット制御手段50を起動する要求信号をインターナル・リーダ18に出力する時刻起動手段42と、(b) ホールド解除通知手段32によって起動され、起動条件がホールド解除でかつ実行可能状態にあるネットを起動するために次段のネット制御手段50を起動する要求信号をインターナル・リーダ18に出力するホールド解除起動手段44と、を含み、(ロ) 前記第2段階のネット制御手段50が、少なくとも(a) ネット内のユーザ・ジョブが使用する磁気テープの世代管理を行う世代索引手段52と、(b) ネット内のユーザ・ジョブを起動するためのマクロ呼出し制御文が格納される前記直接アクセス記憶装置24の所定の領域を初期化する手段54と、(c) ネット内のユーザ・ジョブを起動するためのマクロ呼出し制御文を自動的に作成した後、次段のネット制御手段58を起動する要求信号をインターナル・リーダ18に出力するJCL作成手段56と、を含み、(ハ) 前記第3段階のネット制御手段58が、ネット内の第1番目のユーザ・ジョブ実行手段62と、ジョブの監視及びネットの終了判定を行う終了判定手段64と、ジョブの異常終了処理手段66とを起動する要求信号をインターナル・リーダ18に出力し、(ニ) 前記第4段階のネット制御手段60が、前記ネット制御手段58または終了判定手段64によって起動され、(a) ネット内のユーザ・ジョブ62と、(b) ジョブの監視及びネットの終了判定を行う終了判定手段64と、(c) ジョブの異常終了時に起動される異常終了処理手段66と、を含み、前記終了判定手段64が、ネット内に後続ユーザ・ジョブがあるときに該後続ユーザ・ジョブを起動するためのユーザ・ジョブ実行手段62と、ネット終了判定手段64と、ジョブの異常終了処理手段66とを起動する要求信号をインターナル・リーダ18に出力し、ネットの処理が終了したときに次段のネット制御手段68を起動するための要求信号をインターナル・リーダ18に出力し、(ホ) 前記第5段階のネット制御手段68が、だだいま終了したネット内のユーザ・ジョブが使用した磁気テープの世代を世代マスターについて更新し、起動条件がただいま終了したネットで、かつ実行可能状態にあるネットを起動するために前記第2段階のネット制御手段50を起動する要求信号をインターナル・リーダ18に出力する、ネット・スケジューラを含むコンピュータ運用自動化装置。
IPC (2件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 1/00 370
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開昭55-080131
  • 特開昭62-050933
  • 特開昭60-027949
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