特許
J-GLOBAL ID:200903096641116265
ヨハンソン型分光結晶
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
韮澤 弘 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-217056
公開番号(公開出願番号):特開平8-082699
出願日: 1994年09月12日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 ヨハンソン型分光結晶の表面形状に工夫を施して、分光するX線の回折強度及び波長分解能を向上させる。【構成】 結晶格子面がローランド円の直径に等しい湾曲半径の円筒面をなし、結晶表面がローランド円の半径に等しい円筒面になっている従来型のヨハンソン型分光結晶Jに対して、その結晶表面上のローランド円にのっている円弧(中央円弧P)よりローランド円に垂直な結晶幅方向に離れるにつれて結晶表面をローランド円を含む円筒面から後退させる。目的X線に対して、結晶表面上のあらゆる位置での入射角誤差をなくすか又はほとんどなくすことができ、分光範囲をもった分光器に取り付ける分光結晶として、分光範囲内のX線に対して結晶表面への入射角誤差を従来より小さくでき、したがって、分光するX線の回折強度及び波長分解能を従来のものよりも向上させることができる。
請求項(抜粋):
結晶格子面がローランド円の直径に等しい湾曲半径の円筒面をなし、結晶表面がローランド円の半径に等しい円筒面になっているヨハンソン型分光結晶において、前記結晶表面上のローランド円にのっている円弧よりローランド円に垂直な結晶幅方向に離れるにつれて結晶表面をローランド円を含む円筒面から後退させたことを特徴とするヨハンソン型分光結晶。
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