特許
J-GLOBAL ID:200903096645903911

微多孔フィルムの製法及び多層フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-059403
公開番号(公開出願番号):特開平10-249945
出願日: 1997年03月13日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 従来の技術では微多孔フィルムを得ることができなかった樹脂組成、延伸条件においても均一な単層または多層の微多孔フィルムを得る。【解決手段】 多層ダイにより少なくとも1層の連続相を形成する熱可塑性樹脂(A)を主体とする組成物よりなる微多孔形成前駆層(M層)と、さらに少なくとも1層の成膜性向上を主目的とする、該前駆層とは異なる熱可塑性樹脂(C)を主成分とする補助層(S層)とを積層共押出しを行い、所定の厚みにした後、伝熱媒体により急冷固化させて、15°C以上、該前駆層(M層)を構成する組成物のビカット軟化点+50°C以下、の温度条件で少なくとも1方向に面積倍率で1.1倍以上30倍以下延伸し、微多孔を形成せしめて多層フィルムを得、次に該補助層を剥離除去して微多孔フィルムを得る。
請求項(抜粋):
微多孔フィルムの製造方法において、少なくとも1層の連続相を形成する熱可塑性樹脂を主成分として含む組成物よりなる微多孔形成前駆層と、さらに少なくとも1層の、該前駆層に用いられる樹脂とは異なる熱可塑性樹脂を主成分とする補助層とを多層ダイにより積層共押出しを行うことにより所定の厚みにした後、伝熱媒体により該前駆層を急冷固化させて、15°C以上、かつ、該前駆層を構成する樹脂組成物のビカット軟化点に50°Cを加えた温度以下の温度条件で、得られた積層体を少なくとも1方向に面積倍率で1.1倍以上30倍以下に延伸することにより該前駆層に微多孔が形成された多層フィルムを得、次いで該補助層を剥離除去することにより、微多孔フィルム得ることを特徴とする、微多孔フィルムの製造方法。
IPC (6件):
B29C 67/20 ,  B29B 11/14 ,  B29C 47/04 ,  B29K101:12 ,  B29K105:04 ,  B29L 7:00
FI (3件):
B29C 67/20 B ,  B29B 11/14 ,  B29C 47/04

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