特許
J-GLOBAL ID:200903096660133634

沸騰水型原子炉の燃料集合体のドライアウトを減少させるための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-147690
公開番号(公開出願番号):特開平7-140283
出願日: 1994年06月29日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】 沸騰水型原子炉の燃料集合体の上部部分の冷却を改善し、ドライアウトの危険性を減少させる。【構成】 燃料集合体は頂部タイプレート3と、底部タイプレート4と、それらの間にバンドル状に配置された多数の燃料棒1と、バンドルを保持する多数のスペーサ2とを有する。燃料集合体は複数個の第1の部分長さL1に分割され、これは燃料集合体の下部部分における2個のスペーサ間の距離に等しい。前記第1の部分長さを2つ合わせた長さL1+L1を第2の部分長さL4とする。燃料集合体の上部部分に大部分が位置している少なくとも1つの第2の部分長さの中に2個のスペーサS22、S23が配置され、これらのスペーサが前記第2の部分長さを3つの等しい長さの第3の部分長さL2に分割している。
請求項(抜粋):
冷却材が燃料集合体の中を上方へ流れ、従って単一相流状態から二相流状態に変化する、沸騰水型原子炉の燃料集合体のドライアウトの危険性を減少させるための方法において、前記燃料集合体が、頂部タイプレート(3)および底部タイプレート(4)と、前記タイプレートの間でバンドル状に配置された多数の燃料棒(1)と、前記バンドルを保持するための多数の本質的に同一のスペーサ(2)とを有し、前記燃料集合体がその軸線方向において複数個の仮の部分長さ(L1)に分割され、前記部分長さが燃料集合体の下部部分において順次配置された2個のスペーサの間の距離と等しく、また前記2個の隣接する前記第1の部分長さが第2の部分長さ(L4)と等しく、燃料集合体の上部部分の少なくとも大部分に位置した少なくとも1つの前記第2の部分長さの中に、本質的には他のスペーサと同一の2個のスペーサ(S22、S23、S42、S43、S52、S53)が配置され、前記スペーサが前記第2の部分長さを3つの本質的に等しい長さの第3の部分長さ(L2)に分割し、このようにしてドライアウトの危険性を減少させることを特徴とする沸騰水型原子炉の燃料集合体のドライアウトを減少させるための方法。

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