特許
J-GLOBAL ID:200903096669184690

ポリゴンミラーのジッタ補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-340703
公開番号(公開出願番号):特開平7-159715
出願日: 1993年12月08日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】 出力時の副走査方向に延びる筋状のムラの発生防止。【構成】 ラッチ17,エンコーダ18は検知信号VS に同期したドット記録クロック信号を選択する。フリップフロップ22によりイネーブル化された第3カウンタ20は上記ドット記録クロック信号を検知信号VE の出力時までカウントし、ラッチ25,エンコーダ26も検知信号VE に同期したドット記録クロック信号を選択する。変換テーブル28は、両選択値の減算値と上記カウント値とから各乗換えタイミング等を与える乗換えデータを算出し、更にそのデータはランダムデータ分だけ減算される。その結果、シフトレジスタ29内のデータは、各乗換え位置がランダムに変わるものとなる。この乗換えデータに基づき第1,第2カウンタ30,31は加算器32を制御し、第2セレクタ33は、ランダムな時間間隔で乗換えドット記録クロック信号φX を乗換え・出力する。上記処理は走査用ポリゴンミラーの各面毎に行われる。
請求項(抜粋):
ドット記録クロック信号に同期して画像信号から各ドットの濃淡を表すドット信号を作成し、当該ドット信号に応じて変調された光ビームをポリゴンミラーによって感材の主走査方向へと走査するとともに前記感材を前記主走査方向と直交する副走査方向へと移動することにより前記画像信号が示す画像を前記感材に記録する画像記録装置において、前記乗換えドット記録クロック信号の発生装置として用いられる装置であって、各走査線の走査に先立って前記光ビームの通過を検知する第1センサと、前記各走査線の走査終了後の光ビームの通過を検知する第2センサと、周期tの基準ドット記録クロック信号を発生するクロックと、前記基準ドット記録クロック信号より、当該信号に対して時間t/N(Nは2以上の整数)ずつ順次に遅延させたN個のドット記録クロック信号を作成するドット記録クロック信号作成手段と、所定の範囲内でランダムにその値が変動するランダムデータを出力するランダムデータ発生手段と、前記各走査線毎に、前記第1及び第2センサがそれぞれ出力する検知信号と前記N個のドット記録クロック信号とを用いて、前記時間t/Nの時間分解能で前記第1及び第2センサ間を前記光ビームが通過するのに要する実際の走査時間を検出し、この実際の走査時間と予め設定された標準走査時間との減算処理を通じて、等間隔で前記N個のドット記録クロック信号間の乗換えを行うための各乗換えタイミングと乗換え位相方向とを与える第1乗換えデータを算出する第1乗換えデータ算出手段と、前記第1乗換えデータとランダムデータとの加算又は減算処理によって、前記各走査線毎の第2乗換えデータを算出する第2乗換えデータ算出手段と、前記各走査線毎に、前記第1センサの検知信号に応じて前記N個のドット記録クロック信号の中から1個のドット記録クロック信号を選択し、前記第2乗換えデータに基づき当該選択したドット記録クロック信号から隣接する他のドット記録クロック信号へと順次に前記N個のドット記録クロック信号を乗換えることによって、前記乗換えドット記録クロック信号を発生する乗換手段とを、備えたことを特徴とするポリゴンミラーのジッタ補正装置。
IPC (2件):
G02B 26/10 102 ,  H04N 1/113
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-063847

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