特許
J-GLOBAL ID:200903096673233905
任意の磁束密度をもつ方向性電磁鋼板の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-294194
公開番号(公開出願番号):特開2000-119751
出願日: 1998年10月15日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【課題】 種々の磁束密度レベルの電磁鋼板を、低温スラブ加熱プロセスを基に同一素材から簡潔な製造プロセスにより製造する方法を提供する。【解決手段】 重量で、Si:0.8〜4.8 %、 C≦ 0.085%、sol.Al:0.01 〜0.065%、 N≦ 0.012%を含み、残部Fe及び不純物からなる珪素鋼を1280°C以下の温度で加熱後、熱間圧延し、冷延で最終板厚とし、次いで脱炭焼鈍後、仕上げ焼鈍工程を含む方向性電磁鋼板の製造方法に於いて、脱炭焼鈍後、二次再結晶発現前に鋼板のsol.Alの量[Al](%) に応じて窒素量[N](%)が [N]≧ 2/3[Al]を満足する量となるように窒化処理を施すこと、及び磁束密度B8の目標値に応じて、仕上焼鈍工程の1000〜1100°Cの二次再結晶温度域の加熱速度を制御して、脱炭焼鈍工程完了まで同一条件で処理した材料から磁気特性の異なる製品を作り分けることを特徴とする。
請求項(抜粋):
重量で、Si:0.8〜4.8%、C :0.085%以下、酸可溶性Al:0.01〜0.065%、N :0.012%以下を含み、残部Fe及び不可避的不純物からなる珪素鋼を1280°C以下の温度で加熱した後、熱間圧延により熱延板となし、一回もしくは中間焼鈍を挟む二回以上の冷間圧延により最終板厚とし、次いで脱炭焼鈍後、仕上げ焼鈍を施す工程を含む方向性電磁鋼板の製造方法に於いて、脱炭焼鈍後、二次再結晶発現前に鋼板の酸可溶性Alの量[Al](%)に応じて窒素量[N](%)が[N]≧2/3[Al]を満足する量となるように窒化処理を施すこと、及び磁束密度B8の目標値に応じて、仕上焼鈍工程の1000°C〜1100°Cの二次再結晶温度域の加熱速度を制御することにより、脱炭焼鈍工程完了まで同一条件で処理した材料から磁気特性の異なる製品を作り分けることを特徴とする、任意の磁束密度をもつ方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12
, C21D 9/46 501
, C22C 38/00 303
, C22C 38/06
FI (4件):
C21D 8/12 B
, C21D 9/46 501 A
, C22C 38/00 303 U
, C22C 38/06
Fターム (10件):
4K033AA02
, 4K033BA01
, 4K033FA01
, 4K033FA13
, 4K033FA14
, 4K033HA01
, 4K033HA03
, 4K033JA04
, 4K033MA02
, 4K033MA03
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