特許
J-GLOBAL ID:200903096673438973

燃焼式ヒータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-295109
公開番号(公開出願番号):特開平9-137935
出願日: 1995年11月14日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 排気ガス流量の少ない着火時に触媒活性化のために使用する電力を最小限に抑えることのできる燃焼式ヒータ1を提供すること。【解決手段】 排気ガスを排出する排気筒4は、拡大筒部40の内部に円筒形の中筒14を備え、この中筒14の内周側と外周側に第1の排気流路15と第2の排気流路16とを形成している。排気筒4の内部には、第2の排気流路16を開閉する開閉手段が設けられるとともに、中筒14の下流端内周および外周にそれぞれ触媒17、18が配置されて、触媒17の近傍には触媒17を加熱するための電気ヒータ19が配置されている。開閉手段は、第2の排気流路16を開閉可能に設けられたスライド20と、このスライド20を駆動するスプリング21とから成り、そのスプリング21は、温度により伸び縮みする材料により設けられており、自身が伸び縮みすることでスライド20を中筒14に沿って駆動する。
請求項(抜粋):
燃料と燃焼用空気との混合気に着火して燃焼させ、その燃焼によって生じる燃焼熱で熱媒体を加熱する燃焼式ヒータであって、異なる経路で排気ガスが排出される第1の排気流路と第2の排気流路とを形成する排気手段と、前記第1の排気流路中に配されて、前記第1の排気流路を流れる排気ガス中の未燃HCを酸化させる第1の触媒と、前記第2の排気流路中に配されて、前記第2の排気流路を流れる排気ガス中の未燃HCを酸化させる第2の触媒と、少なくとも前記混合気に着火してから所定時間経過するまで前記第1の触媒を加熱する加熱手段と、排気ガス温度が所定温度に達するまで前記第2の排気流路を閉じて、所定温度以上の時に前記第2の排気流路を開く開閉手段とを備えた燃焼式ヒータ。
IPC (2件):
F23J 15/00 ,  B60H 1/03
FI (2件):
F23J 15/00 H ,  B60H 1/03 A

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