特許
J-GLOBAL ID:200903096675806252

高強度材料の耐環境割れ特性診断法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-098876
公開番号(公開出願番号):特開平5-142203
出願日: 1991年04月30日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 高強度材料に損傷を与えることなく、高強度材料の耐環境割れ特性を耐環境割れの発生前に事前にかつ非破壊的に診断する。【構成】 励磁された継鉄の磁束を検出し、この検出値から被試験材のB-H曲線を求め、B-H曲線から被試験材の保磁力Hcと残留磁気Brと透磁率μを求める。被試験材と実質的に同質であるが硬度が異なった複数の基準材を作成し、各基準材の硬度Hvを測定し、各基準材のB-H曲線を求め、各基準材の保磁力Hcと残留磁気Brと透磁率μを求め、基準材に関するBr-Hv曲線とHc-Hv曲線とμ-Hv曲線とを求める。試験材の保磁力Hcと残留磁気Brと透磁率μを使用して、基準材のBr-Hv曲線とHc-Hv曲線とμ-Hv曲線から被試験材の硬度Hvを推定する。
請求項(抜粋):
高透磁率材料製の継鉄の一端及び他端を夫々被試験材の表面に接触させて閉磁回路を形成し、上記継鉄を励磁し、この励磁された継鉄の磁束を検出し、この検出値から上記被試験材の磁気特性を求める第1工程と、上記被試験材と実質的に同質であるが硬度が異なった複数の基準材の各々について、硬度を測定すると共に、上記継鉄を接触させて閉磁回路を形成し上記継鉄を励磁しこの励磁された基準材の磁束を検出しこの検出値から上記基準材の磁気特性を求めて、上記基準材に関する硬度と磁気特性との関係を求める第2工程と、上記硬度と磁気特性の関係に基づき上記被試験材の磁気特性から上記被試験材の硬度を推定し、この硬度の推定値から上記被試験材の耐環境割れ特性を診断する第3工程とを具備することを特徴とする高強度材料の耐環境割れ特性診断法。
IPC (4件):
G01N 27/80 ,  G01N 3/40 ,  G01N 17/04 ,  G01N 33/20
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭52-096590
  • 特開昭62-066156
  • 特公昭41-013199
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