特許
J-GLOBAL ID:200903096676451385

酸素センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-060623
公開番号(公開出願番号):特開平11-242012
出願日: 1998年02月25日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 ジルコニアチューブとヒータとの間に熱伝導性の高い多孔質材を配設することにより、酸素センサを短時間で活性化できるようにする。【解決手段】 酸素センサのジルコニアチューブ4には内側電極5と外側電極6とを設け、ジルコニアチューブ4内には、先端側21Bにスピネル多孔質層22を形成したヒータ21を挿入して設ける。これにより、ヒータ21からの熱をスピネル多孔質層22を経由してジルコニアチューブ4へと効率よく伝え、かつ内側電極5にはスピネル多孔質層22を通じて大気側の酸素を安定して供給するようにする。
請求項(抜粋):
車両に取付けられる筒状のケーシングと、先端部が閉塞された筒状体によって形成され、前記ケーシングの先端側に取付けられて排気ガス中の酸素濃度を内側電極と外側電極との間で検出する酸素濃度検出素子と、セラミックス材料によって棒状体として形成され、先端側が該酸素濃度検出素子の先端側まで挿入されて該酸素濃度検出素子を加熱するヒータとを備えてなる酸素センサにおいて、前記酸素濃度検出素子の筒部内周面と前記ヒータの先端側外周面との間には、これらの隙間を埋めるために熱伝導性の高い多孔質材を設けたことを特徴とする酸素センサ。

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