特許
J-GLOBAL ID:200903096678287078

無段変速機の溝可変プーリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮内 利行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-031335
公開番号(公開出願番号):特開平6-221395
出願日: 1993年01月27日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 車両に搭載し易い無段変速機の形状にする。【構成】 可動円すい部材22を軸方向に移動させるための駆動プーリシリンダ室20は、駆動軸14に内径部が一体に固着される第1シリンダ部材82と、可動円すい部材22の内径寄りの位置に内径部端部が一体に固着される第1ピストン部材78と、第1ピストン部材78の円筒状部78b外周面に内径部がはめ合わされるとともに径方向中間部に第1シリンダ部材82の円筒状部82b端部が接触している第2シリンダ部材84と、可動円すい部材22の外径寄りの位置に内径部端部が一体に固着される第2ピストン部材80と、を有している。第1シリンダ部材82の円筒状部82bの内周面に第1ピストン部材78の外径部がはまり合い、第2シリンダ部材84の円筒状部84bの内周面に第2ピストン部材80の外径部がはまり合う。駆動プーリシリンダ室20の外形に沿ってカバー75が形成される。
請求項(抜粋):
軸(14)と一体に回転し軸方向に移動しない固定円すい部材(18)と、軸(14)と一体に回転し軸方向に移動可能な可動円すい部材(22)とにより、V字状溝が形成され、可動円すい部材(22)にはこれを軸方向に移動させるための2つの油圧作用室(20a、20b)が設けられている無段変速機の溝可変プーリにおいて、油圧作用室(20a、20b)は、軸(14)に一体に固着される第1シリンダ部材(82)と、これに結合される第2シリンダ部材(84)と、可動円すい部材(22)の内径寄りの位置に固着される第1ピストン部材(78)と、可動円すい部材(22)の外径寄りの位置に固着される第2ピストン部材(80)と、から構成されており、第1シリンダ部材(82)は、軸(14)に直交する円形の壁部(82a)と、これの外周部から可動円すい部材(22)方向に伸びる円筒状部(82b)と、を有しており、第1シリンダ部材(82)はこれの壁部(82a)の内径部において軸(14)に結合され、第2シリンダ部材(84)は、軸(14)に直交する円形の壁部(84a)と、これの外周部から可動円すい部材(22)方向に伸びる円筒状部(84b)と、を有しており、第2シリンダ部材(84)の円筒状部(84b)の径は第1シリンダ部材(82)の円筒状部(84b)の径よりも大径であり、第2シリンダ部材(84)は、これの壁部(84a)の径方向略中間位置において第1シリンダ部材(82)の円筒状部(82b)先端と結合され、第1ピストン部材(78)は、軸(14)に直交する円形の壁部(78a)を有するとともに可動円すい板(2)と固着され、第1ピストン部材(78)の壁部(78a)の外径部が第1シリンダ部材(82)の円筒状部(82b)の内周面に軸方向にしゅう動可能にはまり合い、略円すい台状の形状の第2ピストン部材(80)は、これの内径部において可動円すい部材(22)と固着されるとともに外径部が第2シリンダ部材(84)の円筒状部(84b)の内周面に軸方向にしゅう動可能にはまり合っており、可動円すい部材(22)と第1ピストン部材(78)と第1シリンダ部材(82)とによって囲まれた空間が第1油圧作用室(20a)を構成し、可動円すい部材(22)と第2ピストン部材(80)と第2シリンダ部材(84)とによって囲まれた空間が第2油圧作用室(20b)を構成していることを特徴とする無段変速機の溝可変プーリ。
IPC (2件):
F16H 9/18 ,  F16H 55/56
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭42-008575

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