特許
J-GLOBAL ID:200903096684361905

建物における構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金丸 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-266226
公開番号(公開出願番号):特開平6-117050
出願日: 1992年10月05日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【構成】 建物における構造体Cであって、支柱1,1と上ビーム2および下ビーム3により構成される空間6に、8本の張弦梁4を、それぞれ支柱1に平行に且つ上ビーム2と下ビーム3に回動可能に取付ける一方、交差張りワイヤ5を、各張弦梁4の補助部材7と両端の支柱1,1の内側面とに全体として湾曲状になるように張設して形成されてなる。【効果】 建物の縦・横ビームで形成される空間内に作用する正の荷重は、主として張弦梁を構成する張設ワイヤが担い、また負の荷重は、張弦梁と直交する方向に張設した交差張りワイヤが全て担うことになり、張弦梁を構成する管状梁材が細くでき前記空間に軽快感を与えることができる。また、このように負の荷重を交差張りワイヤが担うことから、屋根材などに軽量被覆材を用い、細く且つ軽量な管状梁材からなる張弦梁で支持することにより建物全体の軽量化ができる。
請求項(抜粋):
管状弦材に補助部材を軸方向対称に取付けるとともに管状弦材の両端と補助部材の先端部とをワイヤで連結してなる張弦梁を、建物の縦ビームと横ビームとで形成される空間内に縦ビームに平行に且つ管状弦材を外側にして1本または複数本配設する一方、補助部材と縦ビームとの間に交差張りワイヤを空間横断面において外向きに湾曲するように張設してなることを特徴とする建物における構造体。
IPC (3件):
E04C 3/10 ,  E04B 2/58 ,  E04B 7/02 511
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-102644

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