特許
J-GLOBAL ID:200903096684465794

リン酸型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-028825
公開番号(公開出願番号):特開平9-223505
出願日: 1996年02月16日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】燃料電池積層体の所定位置の局部的なガス濃度の測定が可能で、かつリン酸による腐食の恐れがない冷却板を備え、さらには、飛散したリン酸が自動的に回収され長期間安定して使用できるものを得る。【解決手段】並列に配置された冷却パイプ5Aとその両端に上面を合わせて接合されたヘッダパイプ6Aとの接合体を冷却基板4Aに埋設して、上面が平滑でヘッダパイプ6Aの埋設部が下方に突出する冷却板3Aを構成し、ヘッダパイプ6Aの埋設部の側面に燃料電池積層体中のガスを採取するチューブを配設する貫通孔9Aを設けて、ヘッダパイプ6Aの埋設部が燃料電池積層体の側面より突出するよう組み込む。さらにヘッダパイプ6Aの埋設部の上面にカーボン多孔質板7Aを配し、下方の単セルのリザーバプレートとの間にカーボン繊維8Aを組み込む。
請求項(抜粋):
マトリックスにリン酸を保持する単セルを積層し、冷却板を挿入して形成される燃料電池積層体を用いるリン酸型燃料電池において、冷却板が、並列に配置された複数の冷却パイプとその両端に連結された一組のヘッダパイプとをカーボン材料からなる冷却基板の内部に埋設してなり、かつ冷却パイプを埋設した部分の厚さがヘッダパイプを埋設した部分の厚さより薄く形成され、ヘッダパイプを埋設した部分が燃料電池積層体の側面に突出して配されるものにおいて、上記の冷却板の少なくとも一つが、ヘッダパイプを埋設した部分の冷却基板に、燃料電池積層体中のガスを採取するチューブを気密に配設する貫通孔を少なくとも一つ備えてなることを特徴とするリン酸型燃料電池。
IPC (3件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/04 ,  H01M 8/24
FI (5件):
H01M 8/02 C ,  H01M 8/02 E ,  H01M 8/02 H ,  H01M 8/04 M ,  H01M 8/24 E

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