特許
J-GLOBAL ID:200903096685597902

ウエイトベクトルの導出方法ならびにそれを利用した送信装置および通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 賢樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-151200
公開番号(公開出願番号):特開2007-324813
出願日: 2006年05月31日
公開日(公表日): 2007年12月13日
要約:
【課題】周波数領域におけるウェイトベクトルの連続性を維持しつつ、MIMO固有モード伝送と同等の性能を実現したい。【解決手段】アンテナ12は、複数の系列にて形成されたマルチキャリア信号を送信する。IF部26は、複数のアンテナ12の数と、受信装置に備えられた複数の受信用アンテナの数から定められる要素の数を有した伝送路行列をキャリア単位に取得する。ベースバンド処理部22は、取得したキャリア単位の伝送路行列に対して共通の自己相関行列を導出する手段と、導出した共通の自己相関行列を固有値分解することによってステアリング行列を導出する手段とを含む。ベースバンド処理部22は、導出したステアリング行列をキャリア単位の伝送路行列に作用させた行列のそれぞれに対して正規直交化演算を実行することによって、複数の系列のそれぞれに対するウエイトベクトルをキャリア単位に導出する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
複数の系列にて形成されたマルチキャリア信号を送信する複数の送信用アンテナと、 前記複数の送信用アンテナの数と、受信装置に備えられた複数の受信用アンテナの数から定められる要素の数を有した伝送路行列であって、かつ複数の送信用アンテナのそれぞれと複数の受信用アンテナのそれぞれとの間の伝送路特性が要素の値とされた伝送路行列をキャリア単位に取得する取得部と、 前記取得部において取得したキャリア単位の伝送路行列に対して共通の自己相関行列を導出する手段と、導出した共通の自己相関行列を固有値分解することによってステアリング行列を導出する手段とを含む第1導出部と、 前記第1導出部において導出したステアリング行列をキャリア単位の伝送路行列に作用させた行列のそれぞれに対して正規直交化演算を実行することによって、複数の系列のそれぞれに対するウエイトベクトルをキャリア単位に導出する第2導出部と、 前記第2導出部において導出したウエイトベクトルを使用しながら、複数の系列にて形成されたマルチキャリア信号を前記複数の送信用アンテナから送信する送信部と、 を備えることを特徴とする送信装置。
IPC (3件):
H04J 15/00 ,  H04J 11/00 ,  H04B 7/04
FI (3件):
H04J15/00 ,  H04J11/00 Z ,  H04B7/04
Fターム (7件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD19 ,  5K022DD23 ,  5K022DD33 ,  5K022FF00 ,  5K059CC01
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (9件)
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