特許
J-GLOBAL ID:200903096685786497

湿式電子写真装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 寛 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-230133
公開番号(公開出願番号):特開平11-065287
出願日: 1997年08月27日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】本発明は、不揮発性を示す高粘度で高濃度の液体トナーを用いる構成を採るときにあって、感光体にプリウェット液の膜を塗布するときに、そのプリウェット液を感光体の全面に安定して塗布できるようにする新たな湿式電子写真装置の提供を目的とする。【解決手段】本発明は、感光体にプリウェット液の膜を塗布するときに、感光体に対向して非接触状態に配設されて、上記感光体に対して、プリウェット液を感光体の長手方向に列状に噴霧する。また、高絶縁性を有するとともに上記感光体に当接しつつ回転する第1のローラと、該第1のローラに当接しつつ回転する第2のローラとを備え、この第1のローラと第2のローラの接触状態を調整し、かつこの第1のローラと第2のローラの接触部に常にプリウェット液の液溜まりができるほど十分にプリウエット液を供給する。或いは回転するローラに供給されるプリウェット液の供給量を制御する。これにより、プリウェット液を感光体の全面に安定して塗布することができる。
請求項(抜粋):
不揮発性を示す高粘度で高濃度の液体トナーを液体現像液として用いる湿式電子写真装置であって、静電潜像の形成される画像支持体と、前記画像支持体に対向して配設されて、前記画像支持体に対して、プリウェット液を感光体の長手方向に列状に噴霧することにより、該プリウェット液の膜を前記画像支持体の表面に塗布する噴霧手段と、前記噴霧手段により塗布される前記画像支持体上のプリウェット液の膜と2層構造を維持しつつ液体現像液としての液体トナーの膜を前記画像支持体上に供給し、かつ前記画像支持体との間に生成される電界に応じて、前記画像支持体の露光部分にトナー粒子を付着させる現像手段とを備えることを、特徴とする湿式電子写真装置。

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