特許
J-GLOBAL ID:200903096689605896

冷間加工後の一様伸びの優れている引張強度34kgf/mm2以上の熱延鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-292352
公開番号(公開出願番号):特開平6-136482
出願日: 1992年10月30日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、丸形および角形鋼管、形鋼やシートパイルなどに生産性を低下させない通常の冷間成形した後でも、一様伸びの優れている引張強さ34〜62kgf/mm2 を有する熱延鋼板およびその製造方法を提供する。【構成】 本発明は、〔C〕:0.04〜0.25%、〔N〕:0.0050〜0.0150%、〔Ti〕:0.003〜0.050%を含有し、母地中に粒径が1μmを超えるTiNが0.0008〜0.015%の割合で分散すると共に、Ceq.(WES)を0.10〜0.45%としたこと、および前記成分を含む鋼片を、熱間圧延のため1000〜1300°Cに加熱し圧延し、Ar3 変態点以上の温度で圧延を終了し、500°C以上の温度から空冷するかあるいは巻取り温度500°C以上で巻取り空冷するかして、鋼組織中のパーライト相を面積分率で5〜20%とすることを特徴とする。
請求項(抜粋):
重量でC :0.04〜0.25%、N :0.0050〜0.0150%、Ti:0.003〜0.050%を鋼中に必須成分として含有し、かつ炭素当量(Ceq.)が0.10〜0.45%で、パーライト相が面積分率で5%以上あり、かつ母地中に粒径の平均が1μm以上のTiNが重量で0.0008〜0.015%の割合で分散していることを特徴とする冷間加工後の一様伸びの優れている引張強度が34kgf/mm2 以上の熱延鋼板。
IPC (5件):
C22C 38/00 301 ,  B21B 1/26 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/50
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭52-114419
  • 特開昭49-123925

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