特許
J-GLOBAL ID:200903096690514217

デジタル記録音声及びビデオの同期式可変速度再生

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-028980
公開番号(公開出願番号):特開平7-303240
出願日: 1995年02月17日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 既存のデジタル記録音声/ビデオ・プレゼンテーションのユーザ制御式可変速度同期再生を可能にするシステム及び方法を提供する。【構成】 以前に記録されたデジタル音声/ビデオ・プレゼンテーションのユーザ制御式連続同期可変速度再生を提供する方法及びシステムが開示される。ユーザが直接再生レートを制御し、音声及びビデオが同期される。音声のピッチが歪まないように、音声が時間領域調和スケーリング(TDHS)により伸長または圧縮される。同期は、あるクロックをシステムのマスタ・タイム・クロックとして機能させることにより維持される。マスタ・タイム・クロックとして機能できるクロックには、音声復号器クロック、ビデオ復号器クロック、及びシステム・クロックが含まれる。本発明は特に、MPEGデータを表示するように設計されたマルチメディア表示システムにおいて有用である。
請求項(抜粋):
デジタル音声データ・ストリームと最初に指定レートFPS(フレーム/秒)で記憶されたデジタル・ビデオ・データ・ストリームとの同期を維持する方法であって、前記デジタル・ビデオ・データが前記記録レートの比例値に設定される選択スケーリング値RVを用いる可変速度音声/ビデオ表示システム上で再生されるものにおいて、音声バッファリング手段内に少なくとも2つのデジタル音声フレームを配置し、ビデオ・バッファリング手段内に少なくとも2つのデジタル・ビデオ・フレームを配置するステップと、音声スケーリング値Cを前記選択スケーリング値RVに等しく設定するステップと、前記音声フレームを前記選択音声スケーリング値Cにより再生するために要する時間Tを計算するステップと、前記ビデオ・バッファリング手段が空でない場合、前記ビデオ・フレームを前記ビデオ・バッファリング手段から復号化し、T秒間表示するステップと、前記音声バッファリング手段が空でない場合、前記音声フレームの再生が前記Tにほぼ等しい音声再生周期を要するように、前記スケーリング値Cにより前記音声バッファリング手段から前記音声フレームを復号化し、スケーリングし、再生するステップと、T秒の後に、前記データ・ストリームの終りに達していない場合、別の前記音声フレームを前記デジタル音声ストリームから前記音声バッファリング手段に読出し、別の前記ビデオ・フレームを前記デジタル・ビデオ・ストリームから前記ビデオ・バッファリング手段に読出すステップと、先行周期Tの間に再生される前記音声フレームの再生周期がT秒に正確に等しいかどうかを判断するステップと、前記音声再生周期がT秒に正確に等しくない場合、値Cを調整するステップと、前記先行周期Tの開始以来、時間領域調和スケーリング値Cが変化した場合、前記周期Tを再計算するステップと、を含む、方法。
IPC (4件):
H04N 5/92 ,  G11B 20/10 321 ,  H04N 5/928 ,  H04N 5/93
FI (3件):
H04N 5/92 H ,  H04N 5/92 J ,  H04N 5/93 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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