特許
J-GLOBAL ID:200903096692353857

侵入物体認識方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-214484
公開番号(公開出願番号):特開平7-065173
出願日: 1993年08月30日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 侵入物体の全体像が入力画像として撮影された段階で認識処理を行うことにより、入力画像取得の間隔を短くすると共に認識精度を向上させる。【構成】 TVカメラ等によって撮影された背景画像と入力画像がメモリ11,12に格納される。差分処理13では、メモリ11,12からの背景画像と入力画像との間の濃度差の絶対値を計算し、差分画像を求める。二値化処理14では、求められた差分画像を二値化し、差分二値化画像を求める。現在の入力画像より以前に撮影された入力画像の最大変化量をメモリ16に記憶すると共に、その最大変化量が得られたときの入力画像の差分二値化画像をメモリ17に記憶しておく。最大変化検出処理15では、メモリ16,17の記憶情報を用い、変化量が最大となる入力画像を求める。それが変化領域切出し処理18で1つのまとまった変化領域として統合され、侵入物体認識処理19で侵入物体の認識が行われる。
請求項(抜粋):
侵入物体が存在しない場合に画像入力装置によって撮影された背景画像と、前記侵入物体が存在する場合に前記画像入力装置によって逐次撮影された入力画像との差分画像をそれぞれ求めた後、前記差分画像を二値化して差分二値化画像を求め、前記差分二値化画像の変化領域より前記侵入物体を認識する侵入物体認識方法において、前記背景画像と前記入力画像との間の変化領域の変化量を逐次計算して該変化量が最大となる入力画像を求め、現在の入力画像より以前に撮影された入力画像における変化領域の最大変化量を最大変化量メモリに記憶すると共に、該最大変化量が得られたときの入力画像の差分二値化画像を最大変化画像メモリに記憶し、前記最大変化画像メモリに記憶された前記差分二値化画像の変化領域より前記侵入物体を認識することを特徴とする侵入物体認識方法。

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