特許
J-GLOBAL ID:200903096693918246

発電プラントにおける周波数変動補償回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-314804
公開番号(公開出願番号):特開平10-164897
出願日: 1996年11月26日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 タービン側とボイラ側の特性を生かした最適な周波数の設定、調整を行う。【解決手段】 検出周波数信号12に基づいた出力加減信号19をタービンガバナ10に出力する第1の周波数制御関数発生器35と、関数発生器35と同一の第2の周波数制御関数発生器37からの信号19を入力して狭い不感帯のタービン出力修正信号38を出す第1不感帯付関数発生器39と、信号38を出力要求指令9に加算したタービン出力要求修正信号41から得たタービンマスタ43と実出力検出信号15との偏差の信号30がなくなるようにタービンガバナ10に対する信号19を調整するPI調節器31と、第2の関数発生器37からの信号19を入力して広い不感帯のボイラ出力修正信号44を出す第2不感帯付関数発生器45と、信号44を出力要求指令9に加算したボイラ出力要求修正信号47からボイラマスタ49を得る。
請求項(抜粋):
発電機の発電出力の周波数を検出する周波数検出器からの検出周波数信号を入力して出力加減信号をタービンガバナに出力する第1の周波数制御関数発生器と、前記検出周波数信号を入力して前記第1の周波数制御関数発生器と同一の出力加減信号を出力する第2の周波数制御関数発生器と、該第2の周波数制御関数発生器からの出力加減信号を入力して不感帯を備えたタービン出力修正信号を出力する第1不感帯付関数発生器と、前記タービン出力修正信号を出力要求指令に加算してタービン出力要求修正信号を得る加算器と、該加算器からのタービン出力要求修正信号に変化率を与えてタービンマスタを得る変化率制限器と、発電出力を検出する出力検出器からの実出力検出信号と前記タービンマスタとを引算する引算器と、該引算器からの偏差の信号がなくなるようにタービン出力調整信号を出力するPI調節器と、前記タービン出力調整信号を第1の周波数制御関数発生器からタービンガバナに出力されている出力加減信号に加算する加算器と、前記第2の周波数制御関数発生器からの出力加減信号を入力して前記第1不感帯付関数発生器とは異なる不感帯を備えたボイラ出力修正信号を出力する第2不感帯付関数発生器と、前記ボイラ出力修正信号を出力要求指令に加算してボイラ出力要求修正信号を得る加算器と、ボイラ出力要求修正信号に変化率を与えてボイラマスタを得る変化率制限器とを備えたことを特徴とする発電プラントにおける周波数変動補償回路。
IPC (3件):
H02P 9/04 ,  F01D 17/24 ,  F01K 13/02
FI (3件):
H02P 9/04 E ,  F01D 17/24 K ,  F01K 13/02 F

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