特許
J-GLOBAL ID:200903096695014557

車両における車輪のトー角調整機構及び操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-279867
公開番号(公開出願番号):特開2001-097240
出願日: 1999年09月30日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】【課題】 車両における車輪のトー角調整機構において、偏心軸部を有する偏心ピンを調整位置に回り止めするための回り止め部材を位置決めするための規制面等を設けるための加工をロッドに施すことを不要にする。【解決手段】 操舵装置1は、リアアクスルビーム2に配設された油圧シリンダ5と、車輪3を支持するステアリングナックル4と、油圧シリンダ5のピストンロッド6とステアリングナックル4との間を連結するタイロッド8とを備える。ピストンロッド6とタイロッド8とを連結する偏心ピン9と、ステアリングナックル4とタイロッド8とを連結する偏心ピン9とをそれぞれの調整位置にて回り止めするための固定プレート10は、両偏心ピン9の六角形状の嵌合部との嵌合によって両偏心ピン9を連結する状態に取付けられている。
請求項(抜粋):
車輪を左右方向に回動可能に支持して該車輪とともに左右に回動するステアリングナックルと、ステアリングハンドルの操作によって往復動するロッドと、前記ロッドと前記ステアリングナックルとの間に介在されて前記ロッドの往復運動を前記ステアリングナックルの回動運動に変換するタイロッドとを備え、前記ロッドとタイロッドとの連結部と、前記ステアリングナックルとタイロッドとの連結部とが、連結される双方の部材にそれぞれ形成されたピン挿通孔に挿着された連結ピンにより連結されており、少なくとも前記ロッドとタイロッドとの連結部は、偏心軸部と回り止め部を有する偏心ピンを前記連結ピンとし、該偏心ピンをその偏心軸部の周面が片方の部材のピン挿通孔の内面にのみ当接するように挿着して連結され、前記偏心ピンの回り止め部と係合して該偏心ピンを軸回転方向の調整位置にて回り止めする回り止め部材が、前記ステアリングナックルとタイロッドとの連結部に挿着された前記連結ピンと係合して位置決めされている車両における車輪のトー角調整機構。
IPC (2件):
B62D 17/00 ,  B62D 7/08
FI (2件):
B62D 17/00 C ,  B62D 7/08 Z
Fターム (6件):
3D034BA07 ,  3D034BC02 ,  3D034BC04 ,  3D034BC13 ,  3D034BC25 ,  3D034BC26

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