特許
J-GLOBAL ID:200903096705546463

ヒータ付き酸素センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-268256
公開番号(公開出願番号):特開2000-097901
出願日: 1998年09月22日
公開日(公表日): 2000年04月07日
要約:
【要約】【課題】酸素検出素子に対し発熱体を偏心させた構造を確実かつ安定的に実現することができ、かつ固定金具に対する発熱体組付けの作業性が良好で、能率的に製造可能なヒータ付酸素センサを提供する。【解決手段】 固定金具23の発熱体把持部27には、その発熱体3の挿通側開口端部に、発熱体3の軸断面外形寸法よりも径大な挿入ガイド部27bを形成した。これにより、発熱体3の把持部27への挿通・装着を、例えば従来のような治具を使用することなく手作業等によっても極めて簡単に行うことができる。また、発熱体3の偏心方向に対応して、本体部27aの発熱体3の把持中心位置G1を、把持突出部110,110の形成により、挿入ガイド部27bの開口重心位置G2に対して偏心させた構造としているから、酸素検出素子2に対する発熱体3の偏心構造をより確実なものとすることができる。
請求項(抜粋):
先端部が閉じた中空軸状をなし、それの内外面に電極層を有する酸素検出素子と、該酸素検出素子の中空部内に配置され、その先端部に形成された発熱部により該酸素検出素子を加熱する軸状の発熱体と、前記発熱体を周方向に包囲するように形成され、前記酸素検出素子の内面に直接又は他部材を介して間接的に接触する固定部と、その固定部に対し前記発熱体の軸線方向において少なくとも一方の側に連結され、前記発熱体を把持する発熱体把持部とを有する固定金具とを備え、その固定金具の前記発熱体把持部は、前記発熱体が自身の内側に挿通される筒状の形態をなし、ここに挿通された発熱体を把持する本体部と、前記固定部との結合側において前記本体部の開口端部に対し、前記発熱体の軸断面外形寸法よりも径大となるように一体形成され、前記発熱体の前記本体部への挿入をガイドする挿入ガイド部とを有し、前記発熱部の近傍において片側に寄るように偏心した状態で前記発熱体を把持するとともに、その偏心方向に対応して、前記本体部の前記発熱体の把持中心位置を前記挿入ガイド部の開口重心位置に対して偏心させたことを特徴とするヒータ付き酸素センサ。
Fターム (4件):
2G004BB01 ,  2G004BJ02 ,  2G004BM07 ,  2G004BM10

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