特許
J-GLOBAL ID:200903096719369432
4-クロマノン類の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-081330
公開番号(公開出願番号):特開平9-268186
出願日: 1996年04月03日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 医薬品等の原料として有用な、一般式(2)で表される4-クロマノン類を高収率で製造する工業的方法の提供。【解決手段】3-フェノキシプロピオン酸誘導体を、3-フェノキシプロピオン酸誘導体に対して0.3〜1.3モル等量の五酸化リンを1〜50重量%加えた濃硫酸中、-10〜50°Cで反応することを特徴とする4-クロマノン類の製造方法。【効果】 本発明製造方法により、4-クロマノン類を高収率で製造することができる。
請求項(抜粋):
一般式(1)[化1]【化1】(式中、Rは水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、フェニル基、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルコキシル基、ベンジルオキシ基、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、炭素数1〜6のアシル基、ベンゾイル基、炭素数1〜6のアシルオキシ基、炭素数1〜6のアシルアミノ基、ベンゾイルアミノ基、炭素数1〜6のアルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基を表し、Rの置換位置は2位または4位である)で表される3-フェノキシプロピオン酸誘導体を、3-フェノキシプロピオン酸誘導体に対して0.3〜1.3モル等量の五酸化リンを1〜50重量%加えた濃硫酸中、-10〜50°Cで反応することを特徴とする一般式(2)[化2]【化2】(式中、Rは一般式(1)と同義であり、Rの置換位置は6位または8位である)で表される4-クロマノン類の製造方法。
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