特許

J-GLOBAL ID：200903096728423652

リン酸形燃料電池の合金触媒とその製造方法

発明者： 植木 裕子
出願人/特許権者： 富士電機株式会社
代理人 (1件)： 山口 巖
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-280365
公開番号（公開出願番号）：特開平6-132034
出願日： 1992年10月20日
公開日（公表日）： 1994年05月13日
要約：

【要約】【目的】担体上に適切な組成を持つ合金を担持した触媒を用いて、電池の初期特性と寿命特性を高める。【構成】触媒の合金成分を白金,タンタル,コバルトとし、次のように作製する。カーボン担体上に白金を担持させた白金担持触媒を脱イオン水に分散させ、この分散液にタンタル酸カリウム水溶液を加えた後、酢酸を添加し濾過して得られたケーキを再度脱イオン水に分散させ、この分散液に硝酸コバルト水溶液を加えた後、水酸化カリウム水溶液を添加し、濾過して得られたケーキを不活性ガス雰囲気中で加熱することにより、白金,タンタル,コバルトを合金化し、担体上に白金-タンタル-コバルト三元系合金の微粒子を担持させる。

請求項（抜粋）：

カーボン担体上に合金微粒子を担持させたリン酸形燃料電池の合金触媒において、合金微粒子の成分が白金,タンタル,コバルトからなることを特徴とするリン酸形燃料電池の合金触媒。