特許
J-GLOBAL ID:200903096728986401
トンネル用セグメントの連結部
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 修一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-086141
公開番号(公開出願番号):特開平11-280388
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 連結部の加工およびセグメント本体の連結作業が容易で、所定の締結力を発生させることのできるトンネル用セグメントの連結部を提供する。【解決手段】 既設の第1セグメント本体S1に第2セグメント本体S2をトンネル周方向Xに連結すべく、第2セグメント本体S2の第2連結部R2を第1セグメント本体S1の第1連結部R1に対してトンネル長手方向Yに手前側から奥側に押し込み、互いに引付け連結するトンネル用セグメントの連結部であって、共に第2セグメント本体S2の押込み方向yに対してトンネル周方向Xに傾斜し、互いに係合自在な係合面5と被係合面2とを、第2連結部R2と第1連結部R1に振り分けて形成し、第2セグメント本体S2を押込んで係合面5と被係合面2とが引き付け合う際に、少なくとも一方がトンネル周方向Xに移動可能となるよう、同方向の外力を受けて変形自在である変形手段Hを備えている。
請求項(抜粋):
既に構築した第1セグメント本体(S1)の第1突合せ面(F1)に対して第2セグメント本体(S2)の第2突合せ面(F2)を当接させた状態で、第1セグメント本体(S1)と第2セグメント本体(S2)とをトンネル周方向(X)に連結してトンネル壁を構築すべく、前記第1突合せ面(F1)の近傍に第1連結部(R1)を設け、前記第2突合せ面(F2)の近傍に第2連結部(R2)を設け、前記第1セグメント本体(S1)に対して第2セグメント本体(S2)をトンネル長手方向(Y)に沿って手前側から奥側に押し込むことで、前記第1連結部(R1)と前記第2連結部(R2)とが係合して互いに引付け合い、前記第1セグメント本体(S1)と前記第2セグメント本体(S2)とを連結するトンネル用セグメントの連結部であって、共に前記第2セグメント本体(S2)の押込み方向(y)に対して前記トンネル周方向(X)に傾斜しており、互いに係合自在な係合面(5)と被係合面(2)とを、前記第2連結部(R2)と前記第1連結部(R1)に振り分けて形成し、前記第2セグメント本体(S2)を押込んで前記係合面(5)と前記被係合面(2)とが引き付け合う際に、前記係合面(5)および前記被係合面(2)の少なくとも一方が前記トンネル周方向(X)に沿って移動可能となるよう、同方向(X)に沿った外力を受けて変形自在である変形手段(H)を備えたトンネル用セグメントの連結部。
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