特許
J-GLOBAL ID:200903096741500267
直交変調器および直交復調器の振幅誤差制御方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-000424
公開番号(公開出願番号):特開平9-186729
出願日: 1996年01月08日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】直交変調器および直交復調器を備えた通信装置において、振幅誤差信号に基づく制御を、2つの振幅補正器と直交変調器、2つの振幅補正器と直交復調器で行ない、直交変調波および直交復調波におけるI相信号およびQ相信号が同一値となるように制御し、受信側符号誤り率の劣化を改善した直交変調器および直交復調器の振幅誤差制御方法を提供する。【解決手段】搬送波発振器と、直交変調器と、直交復調器とを備えた通信装置において、移相器150と、変調信号振幅補正器121、122と、復調信号振幅補正器123、124と、振幅誤差検出器102と、変調信号振幅補正器および復調信号振幅補正器へ振幅制御を行なうとともに、移相器の制御を行なう制御器113とを有し、検出したベースバンドI相およびQ相信号の振幅情報をもとに、直交変調器のI相およびQ相変調出力の振幅を一致させ、直交復調器のI相およびQ相復調出力の振幅を一致させるようにした。
請求項(抜粋):
少なくとも、所要周波数の搬送波を発振し出力する搬送波発振器と、入力ベースバンドI相信号およびQ相信号で搬送波を直交変調し直交変調波を出力する直交変調器と、搬送波で直交変調波を直交復調し復調ベースバンドI相信号およびQ相信号を出力する直交復調器とを備えた通信装置において、前記直交復調器に入力する搬送波の位相を制御信号により移相する移相器と、入力ベースバンドI相信号およびQ相信号の振幅補正を制御信号にもとづき行ない、振幅補正をした入力ベースバンドI相信号およびQ相信号を前記直交変調器へ出力する2つの変調信号振幅補正器と、前記直交復調器から入力された復調ベースバンドI相信号およびQ相信号の振幅補正を制御信号にもとづき行ない、振幅補正をした復調ベースバンドI相信号およびQ相信号をそれぞれの出力端子および振幅誤差検出器へ出力する2つの復調信号振幅補正器と、該2つの復調信号振幅補正器から入力された振幅補正をした復調ベースバンドI相信号およびQ相信号から振幅誤差信号を検出し制御器へ出力する前記振幅誤差検出器と、前記振幅誤差検出器から入力された振幅誤差信号に基づき、前記2つの変調信号振幅補正器および前記2つの復調信号振幅補正器へ制御信号を出力し振幅制御を行なうとともに、前記移相器へ制御信号を出力し移相制御を行なう前記制御器とを有し、検出したベースバンドI相信号およびQ相信号の振幅誤差信号をもとに、前記直交変調器のI相およびQ相変調出力の振幅を一致させ、前記直交復調器のI相およびQ相復調出力の振幅を一致させるようにしたことを特徴とする直交変調器および直交復調器の振幅誤差制御方法。
IPC (3件):
H04L 27/18
, H04B 1/38
, H04L 27/34
FI (3件):
H04L 27/18 Z
, H04B 1/38
, H04L 27/00 E
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