特許
J-GLOBAL ID:200903096743628562

線状加熱による金属板の曲げ加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-032398
公開番号(公開出願番号):特開平6-226360
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 金属板の線状加熱による曲げ加工を熟練技術者に頼らないでも実施できるようにする。【構成】 初期形状と目的形状の幾何学的情報をインプットした後(ステップ1)、初期形状の有限要素法のメッシュ分割(ステップ2)して、分割形状を目的形状の上に写像させる(ステップ3)。初期形状を目的形状に強制的に弾性変形させて、各要素内の目的固有歪を求める(ステップ4)。求めた目的固有歪を、複数の加熱線で生成固有歪を実現する(ステップ5)。加熱条件と生成固有歪との定常的関係を求めて、加熱条件が与えられたときの生成固有歪が求められるようにする(ステップ6)。ステップ5とステップ6で求められた加熱方法により生成固有歪を目的形状に付与させて曲げ加工する(ステップ7,8,9)。
請求項(抜粋):
金属板を初期形状から最終の目的形状に曲げ加工するために、先ず、初期形状と目的形状の幾何学情報をインプットし、初期形状に基づいて有限要素法のメッシュ分割を行って、その分割形状を目的形状の上に写像し、次いで、初期形状から目的形状まで強制的に変形させて目的固有歪分布を計算し、得られた目的固有歪分布を複数の加熱線によって生成される生成固有歪で表現すると共に、このとき加熱装置と被加工材の組合わせに対する加熱条件と生成固有歪との定量的関係を相似則を導入して求めるようにし、次に、各要素内での上記加熱線を連結して板全体の加熱線の位置、方向、加熱条件を定めて表示した後、加熱条件が与えられたときに求められた生成固有歪を初期形状に付与することによって曲り形状の確認のための線形シミュレーションを行った上で、金属板の曲げ加工を行うことを特徴とする線状加熱による金属板の曲げ加工方法。
IPC (2件):
B21D 11/20 ,  B21D 5/01

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