特許
J-GLOBAL ID:200903096744278530

電磁クラッチの軸継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 武夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-330353
公開番号(公開出願番号):特開平8-159173
出願日: 1994年12月07日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 Dカット部により被動軸とロータとを係合させてトルクの伝達を行う従来の電磁クラッチの取付構造では、ロータのボス部の偏肉量が大きいため成形が困難であり、製作費用が高い。これらの点を改善できる電磁クラッチの軸継手を提供する。【構成】 磁性材料製の被動軸23とロータとの係合を、被動軸23に設けたL字形などの断面を有し軸方向に延在する2つの切欠き31、32と、ロータのボス部30Aの取付穴30Bに設けられた前記2つの切欠き31、32と同じ断面形状の突起部33、34とを、または前記の突起部を有する取付穴と、Dカットされた被動軸などとを嵌合させて行う構成である。
請求項(抜粋):
磁性材料製の被動軸がロータのボス部の取付穴に挿入され取り付けられる電磁クラッチにおいて:前記被動軸(23)は、その軸線方向で前記ロータ(30)のボス部(24)の取付穴(24B)に係合する軸継手としてのDカット部(25)の、回転軸(X1)に直角な断面形状が、半円形部(25A)と、それと一体の台形部(25B)とにより成る連続体として形成され、前記ロータ(30)のボス部(24)の取付穴(24B)の断面形状は、前記Dカット部(25)の断面形状に相補の僅かに大きい内周断面に形成され、前記被動軸(23)は前記ロータ(30)のボス部(24)の取付穴(24B)に挿入され、相互に嵌合されて円周方向に固定され一方の回転力が他方に伝達されることを特徴とする電磁クラッチの軸継手。

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