特許

J-GLOBAL ID：200903096747171362

ゴミ焼却炉のクリンカー付着防止ライナー

発明者： 松野 進 ,  荒井 澂 ,  上野 文一 ,  斎藤 良隆
出願人/特許権者： 株式会社栗本鐵工所 ,  株式会社タクマ
代理人 (1件)： 青野 順三
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-023284
公開番号（公開出願番号）：特開平9-196344
出願日： 1996年01月16日
公開日（公表日）： 1997年07月29日
要約：

【要約】【課題】 ゴミ焼却炉の炉内の側壁に焼却時に発生するクリンカーが付着して肥大化し、ゴミの流動を妨げるので、殆ど毎週、炉内へ潜入してクリンカーを剥離除去するという高熱、粉塵下の難作業を強いられている。【解決手段】 従来の耐火煉瓦による炉内側壁に代え、成分がC:0.1〜0.4重量%,Si:0.2〜1.2重量%,Mn:1.0〜10.0重量%,Cr:22.0〜27.0重量%,Ni:3.0〜6.0重量%,残部がFeおよび不可避的な不純物よりなり、かつ前記成分のMn+Niが少なくとも6.0重量%以上である耐熱鋳鋼材で形成したクリンカー付着防止ライナーで表面を形成する。炉内発生のクリンカーは主として塩基性であるから、塩基性腐食物を形成する該ライナーの表面には付着し難いため課題を解決する。

請求項（抜粋）：

ゴミ焼却炉の側壁を形成する耐火性の被覆材において、成分がC:0.1〜0.4重量%,Si:0.2〜1.2重量%,Mn:1.0〜10.0重量%,Cr:22.0〜27.0重量%,Ni:3.0〜6.0重量%,残部がFeおよび不可避的な不純物よりなり、かつ前記成分のMn+Niが少なくとも6.0重量%以上である耐熱鋳鋼材で形成したことを特徴とするゴミ焼却炉のクリンカー付着防止ライナー。

IPC (3件)：

F23G 5/44 ZAB ,  F23J 9/00 ,  F23M 5/00

FI (3件)：

F23G 5/44 ZAB D ,  F23J 9/00 ,  F23M 5/00 B