特許
J-GLOBAL ID:200903096749421722

ファイル復旧方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-212080
公開番号(公開出願番号):特開平9-062555
出願日: 1995年08月21日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】媒体に障害が発生した場合に、その媒体に保存されているファイルを復旧させるまでに要する時間を短縮できるようにする。【解決手段】ジャーナルファイルdに一定時間毎にチェックポイントCKを記録する。このCKには、その時点において媒体A中のファイルaに反映されていない更新内容のうち、最も古い更新内容のファイルd上の記録位置が設定される。一方、媒体A中のファイルaを別の媒体B中のバックアップファイルbにバックアップする時刻(T1,T2)では、その際のファイルd上の最新のチェックポイントの内容をファイルbに付加するCK記録23を行い、媒体Aの障害発生時刻(T3)では、ファイルbに付加されているCKの示すファイルd上の記録位置以降の更新内容をファイルdから順に取り出してファイルbを更新するロールフォワード処理24を行い、ファイルaを媒体D中に復旧する。
請求項(抜粋):
第1の媒体に保存されているファイルへの更新処理をメモリ上で行って、その更新内容をジャーナルファイルに記録し、しかる後にその更新内容を前記第1の媒体中のファイルに反映するための手続きを行う一方、前記第1の媒体中のファイルを別の第2の媒体中のバックアップファイルにバックアップしておくことにより、前記第1の媒体に障害が発生した場合には、最新のバックアップ時以降に前記ジャーナルファイルに記録された更新内容と前記バックアップファイルとをもとに、前記第1の媒体中のファイルを復旧するためのロールフォワード処理を行うファイル復旧方法において、前記ジャーナルファイルに、当該ジャーナルファイル上のロールフォワード処理を開始すべき位置が設定されたチェックポイントをほぼ一定時間毎に記録する一方、前記第1の媒体中のファイルを前記第2の媒体中のバックアップファイルにバックアップする際には、前記ジャーナルファイル上の最新のチェックポイントの内容を当該バックアップファイルに付加し、前記第1の媒体の障害発生に伴う前記ロールフォワード処理に際しては、その開始位置を前記バックアップファイルに付加された最新のチェックポイントの内容から決定して、前記第1の媒体中のファイルを復旧するようにしたことを特徴とするファイル復旧方法。
IPC (3件):
G06F 12/00 531 ,  G06F 12/00 ,  G06F 12/16 310
FI (3件):
G06F 12/00 531 R ,  G06F 12/00 531 M ,  G06F 12/16 310 M

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