特許
J-GLOBAL ID:200903096751713196

差動装置の潤滑構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-033198
公開番号(公開出願番号):特開平7-217725
出願日: 1994年02月04日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 撹拌損失を低減し、かつ充分な潤滑を行う。【構成】 駆動軸8およびこれに一体化したハイポイドギヤ2とこのハイポイドギヤ2に噛合したリングギヤ4とが、デフキャリヤ5の内部に軸受10,11によって回転自在に支持され、かつそのデフキャリヤ5の内部に収容した潤滑油14をリングギヤ4によってかき上げるように構成した差動装置の潤滑構造であって、デフキャリヤ5の内部のうち潤滑油14を供給するべき被潤滑箇所より上方でかつリングギヤ4でかき上げられた潤滑油14の流動方向での前方側に、潤滑油14を保持するオイルリザーバ15が設けられ、そのオイルリザーバ15にはリングギヤ4でかき上げられた潤滑油14を流入させる流入口19とリングギヤ4が所定の回転数以上で回転した際の流入量以下の予め決められた流量の潤滑油14を被潤滑箇所に自然滴下させる流出口20,21とが形成されている。
請求項(抜粋):
駆動軸と該駆動軸に一体化した駆動歯車とこの駆動歯車に噛合したリングギヤとが、筐体の内部に軸受によって回転自在に支持され、かつその筐体の内部に収容した潤滑油を前記リングギヤによってかき上げるように構成した差動装置の潤滑構造において、前記筐体の内部のうち前記潤滑油を供給するべき被潤滑箇所より上方でかつリングギヤでかき上げられた潤滑油の流動方向での前方側に、潤滑油を保持するオイルリザーバが設けられ、そのオイルリザーバにはリングギヤでかき上げられた潤滑油を流入させる流入口とリングギヤが所定の回転数以上で回転した際の流入量以下の予め決められた流量の潤滑油を前記被潤滑箇所に自然滴下させる流出口とが形成されていることを特徴とする差動装置の潤滑構造。

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