特許
J-GLOBAL ID:200903096756133945

自働回復及び自働認証可能暗号システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤川 忠司
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-500766
公開番号(公開出願番号):特表2002-500842
出願日: 1998年05月21日
公開日(公表日): 2002年01月08日
要約:
【要約】通信オーバヘッドが無く、暗号改ざん防止ハードウェアの実装を必要としない(即ち,ソフトウェアで実装することが出来)、公に検証が可能で、シャドウ公開鍵システムを可能にするようなしきい値以下では使用できない寄託暗号システム(図1)に係る方法が提供される。シャドウ公開鍵システムとは、変換態様で公に表明される非寄託の公開鍵システムである。本暗号システムは,通常の公開鍵証明システムに於いて公開鍵自体を提出する必要のあるものと比べて,自らの鍵を生成するユーザと,及び認証機関又は寄託利用(11,12,13)との間の追加的プロトコルの対話が無いので,通信オーバヘッドがない。
請求項(抜粋):
暗号化鍵の生成,検証,使用及び回復の為に使用され得る暗号システムを構成し,少なくとも4つのエンティティ(エージェント,機関たるオーソリティ,登録パーティ,及び他のパーティ)が関係し、以下のステップから成る方法であって,(1)前記エンティティをして、一組のシステムパラメータを確立させるステップ,(2)前記エージェントをして,エージェント・パラメータを生成させ,更に該エージェント・パラメータの少なくとも一つを公にさせるステップ,(3)前記オーソリティをして、一組のオーソリティ・パラメータを生成させ、該オーソリティ・パラメータの少なくとも一つを提供させるステップ,(4)前記登録パーティをして、前記エージェント・パラメータの少なくとも一つと前記オーソリティ・パラメータとを使用する特定公開プロシージャを採用することによって、登録パーティ公開鍵と登録パーティ秘密鍵を生成させるステップ,(5)前記登録パーティをして,前記登録パーティ秘密鍵が前記特定公開プロシージャの採用によって生成されたことを認証する有効性プルーフを生成させるステップ,(6)前記登録パーティをして,前記登録パーティ公開鍵と、前記有効性プルーフとを、前記オーソリティに対して送信させるステップ,(7)前記オーソリティをして,前記登録公開鍵の正しさを,前記有効性プルーフと共に検証させるステップ,(8)ステップ(7)に於ける検証が成功すれば,前記オーソリティをして,登録パーティ公開鍵提供過程を行わしめ,その際登録パーティを登録済パーティとさせるステップ,(9)前記他のパーティをして,前記公開過程後の登録済パーティの公開鍵を入手させて,利用させるステップ,から成る上記方法。
IPC (2件):
H04L 9/08 ,  G09C 1/00 630
FI (2件):
G09C 1/00 630 Z ,  H04L 9/00 601 Z

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