特許
J-GLOBAL ID:200903096759987856

高強度高延性溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-298459
公開番号(公開出願番号):特開平11-131145
出願日: 1997年10月30日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 高強度と高延性を兼ね備え、めっき密着性と合金化処理性にも優れた溶融亜鉛めっき鋼板、合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造する。【解決手段】 重量%で、C:0.05〜0.30%、Si:2.0%以下、Mn:0.5〜3.0%、P:0.03%以下、S:0.03%以下、N:0.01%以下を含有し、かつSi+Al:1.0〜3.0%の関係を満たすようにAlを含有する鋼板を、連続溶融亜鉛めっきラインにて、Ac1点+30°C以上Ac3点以下の温度域で30sec以上焼鈍し、その温度域からAc1点+20°C〜Ac1点まで5°C/sec以下の冷却速度で冷却し、引き続き、520°C以下まで6°C/sec以上の冷却速度で冷却し、その後、520〜400°Cの温度域に90秒以上300秒以下留まり、その後200°C以下まで冷却し、体積率で3%以上の残留オーステナイトを含むようにする。また、溶融めっき浴を、重量%で0.13%以下のAlを含有し、温度を460°C以上520°C以下にする。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.05〜0.30%、Si:2.0%以下、Mn:0.5〜3.0%、P:0.03%以下、S:0.03%以下、N:0.01%以下を含有し、かつSi+Al:1.0〜3.0%の関係を満たすようにAlを含有する鋼板を、連続溶融亜鉛めっきラインにて、Ac1点+30°C以上Ac3点以下の温度域で30sec以上焼鈍し、その温度域からAc1点+20°C〜Ac1点まで5°C/sec以下の冷却速度で冷却し、引き続き、520°C以下まで6°C/sec以上の冷却速度で冷却し、その後、溶融めっき、付着量調整、合金化処理等の一連の製造工程において、520〜400°Cの温度域に90秒以上300秒以下の時間留まり、その後200°C以下まで冷却することを特徴とする、体積率で3%以上の残留オーステナイトを含む高強度高延性溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/28 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06
FI (6件):
C21D 9/46 J ,  C21D 8/02 A ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/28 ,  C22C 38/00 301 T ,  C22C 38/06

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