特許
J-GLOBAL ID:200903096760292632
炭素繊維用前駆体繊維束およびその製造方法および炭素繊維の製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-364025
公開番号(公開出願番号):特開2001-181925
出願日: 1999年12月22日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】ラージトウ用炭素繊維製造工程において、強度、弾性率に優れた炭素繊維を供給するため、耐炎化工程で安定性に優れた炭素繊維用前駆体繊維束を提供すること。【解決手段】少なくとも94.2モル%以上のアクリルニトリルと、該アクリルニトリルと共重合性を有するモノエチレン性ビニル系モノマを2〜5モル%、スルホン酸基含有ビニル系モノマを0.05〜0.4モル%およびイタコン酸、アクリル酸からなる群から選ばれる1種類以上の不飽和単量体を0.3〜0.8モル%含むアクリルニトリル系重合体を有機溶媒、もしくは無機溶媒に溶解して湿式紡糸し、延伸倍率4〜6倍で延伸された繊維よりなる繊維束に170°C以上220°C以下の乾熱温度で20分以下の乾熱処理をした後の引っ張り強度が0.09CN/dtex以上0.27CN/dtex以下であり、かつ伸度が50%以上100%以下の炭素繊維用前駆体繊維束。
請求項(抜粋):
少なくとも94.2モル%以上のアクリルニトリルと、該アクリルニトリルと共重合性を有するモノエチレン性ビニル系モノマを2〜5モル%、スルホン酸基含有ビニル系モノマを0.05〜0.4モル%およびイタコン酸、アクリル酸からなる群から選ばれる1種類以上の不飽和単量体を0.3〜0.8モル%含むアクリルニトリル系重合体を有機溶媒、もしくは無機溶媒に溶解して湿式紡糸し、延伸倍率4〜6倍で延伸された繊維よりなる繊維束に170°C以上220°C以下の乾熱温度で20分以下の乾熱処理をした後の引っ張り強度が0.09CN/dtex以上0.27CN/dtex以下であり、かつ伸度が50%以上100%以下であることを特徴とする炭素繊維用前駆体繊維束。
IPC (3件):
D01F 6/18
, D01F 6/54
, D01F 9/22
FI (3件):
D01F 6/18 E
, D01F 6/54 Z
, D01F 9/22
Fターム (17件):
4L035BB03
, 4L035BB69
, 4L035BB91
, 4L035EE08
, 4L035EE20
, 4L035FF01
, 4L035LB02
, 4L035MB00
, 4L037CS02
, 4L037CS03
, 4L037FA03
, 4L037FA06
, 4L037PA55
, 4L037PA69
, 4L037PS00
, 4L037PS02
, 4L037PS11
前のページに戻る