特許
J-GLOBAL ID:200903096761966580

直接溶融炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-073115
公開番号(公開出願番号):特開平11-257627
出願日: 1998年03月06日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 大きな炉内温度や炉内圧力の変動を発生することなく、円滑かつ安定的な廃棄物処理を行なうことができるとともに、大型化に対しても容易に対応することが可能となる直接溶融炉を得る。【解決手段】 上部または側胴部に廃棄物の投入口21が設けられ、底部20a側壁に酸素含有気体の導入管22が接続されることにより、内部に投入口から下方に向けて、順次乾燥帯域24、熱分解帯域25および燃焼・溶融帯域26が形成されるとともに、下部に溶融スラグの排出口23が形成された水平断面矩形型の竪型シャフト炉であって、かつ燃焼溶融帯域26が形成される部分に、当該部分を上昇するガスの圧力損失が5〜100mm水柱となるように対向する内壁の間隔が絞られたくびれ部28を形成した。
請求項(抜粋):
上部または側胴部に廃棄物の投入口が設けられ、底部側壁に酸素含有気体の導入管が接続されることにより、内部に上記投入口から下方に向けて、順次乾燥帯域、熱分解帯域および燃焼・溶融帯域が形成されるとともに、下部に溶融スラグの排出口が形成された水平断面矩形型の竪型シャフト炉であって、かつ上記燃焼溶融帯域が形成される部分の上記導入管の上方位置に、当該部分を上昇するガスの圧力損失が5〜200mm水柱となるように、対向する内壁の間隔が絞られたくびれ部を形成し、このくびれ部の上方の内壁を、鉛直線に対して10 ゚〜60 ゚の範囲で傾斜する傾斜面によって形成したことを特徴とする直接溶融炉。

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