特許
J-GLOBAL ID:200903096767923328

複数の三角プリズムを使用して光束を再帰反射する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-509776
公開番号(公開出願番号):特表平11-512176
出願日: 1996年08月13日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】本発明は、三角プリズムを使用して光束を再帰反射する装置に関する。三角形の光入射面を有する6〜10の三角プリズム(1,2,3,131,132,133)が設けてあり、隣接の各三角プリズム(1,2)が、側面で接触する。かくして、360°の角度について高強度の連続的再帰反射が得られる。この全周レフレクタは、特に、測地または建設測量における使用の場合に、すべての視準方向について高い角度および距離測定精度を与える。この場合、測量器にたいする整合操作は不要である。距離測定は、短い距離においても明確で確実である。全周レフレクタは、自動測量において特に有利である。なぜならば、上記レフレクタは、その整合に関係なく、測量器によって自動的に追従されるからである。
請求項(抜粋):
[1] 三角プリズムを使用して光束を再帰反射する装置において、6〜10の三角プリズム(1,2)が、設けてあり、隣接の各三角プリズム(1,2)の側面(7,8,9)が相互に直接に接し且つ三角プリズム先端(6)が空間的にできる限り近接して並置するよう、配置してあり、各三角プリズム(1,2)の光入射面(4,5)が、三角形に構成され、隣接の三角プリズム(1,2)の光入射面(4,5)が、相互に傾斜されていることを特徴とする再帰反射装置。[2] 少なくとも1つの三角プリズム先端(6)が、垂直軸線(100)上にあり、2つの隣接の三角プリズム(1,2)のひとみ(20,40)の接触線(15a;35a)が、上記軸線に対して傾斜して延びることを特徴とする請求項1に記載の装置。[3] 等大の三角プリズム(1,2)が設けてあることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。[4] 回転対称の三角プリズム(1,2)が設けてあり、その光入射面(4,5)が正三角形をなすことを特徴とする先行請求項の1つに記載の装置。[5] 6つの三角プリズム(1,2,3,131,132,133)が、1つの全周レフレクタ(140)に統合され、相互に連続する三角プリズム(1,2,3,131,132,133)が、相互に180°だけ回転され、三角プリズム先端(6)が共通点(155)において当たるよう、相互に適合されていることを特徴とする先行請求項の1つに記載の装置。[6] 全周レフレクタ(140)のために、アダプタ(120)を含むアタッチメント(121)が設けてあり、アダプタ(120)には、保持装置(125)が結合可能であることを特徴とする請求項5に記載の装置。
IPC (2件):
G01C 15/06 ,  G02B 5/122
FI (2件):
G01C 15/06 T ,  G02B 5/122
引用特許:
審査官引用 (1件)

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